どうも、そいる塾長です。
皆様ご無沙汰しております。
本日は「重要なお知らせ」がございまして久々にブログを更新です。
重要なお知らせ
進学塾SOIL会員の皆様にはすでに文面でご案内済みですが、もう少し自分の言葉でご説明しておきたかったのと、いつもお世話になっている方々など関係者各位にもお知らせしたかったので久々にブログを更新いたしました。
結論から申し上げますと…
経緯
突然のことで驚かれたか方もいらっしゃるかと思いますが、このようなことになりました経緯を少しお話しておきます。
育星舎の本部北野学舎はそもそも私の自宅から徒歩3分のところにあり、その北野学舎にある伸学αは前職時代には少し商圏の被る競合塾でしたので昔から馴染み深い塾でした。
6年前くらいでしたか…育星舎グループの伸学α塾長の香口先生とSNSを通じて知り合い、お互い教務の考え方も近く、何度か一緒に飲みに行かせていただいたり、互いに教室見学をさせていただいたりと、懇意にさせていただいておりました。
そして私が前職の塾を退職し、この進学塾SOILを開くこととなったタイミングで香口先生から育星舎前代表の入江先生をご紹介いただき、何度かお酒を飲みながらお話させていただく機会があったのです。
そして時は流れ2021年の年末。冬期講習年内最終日の雪の降る夜に、この育星舎代表の入江先生より事業承継のお話をいただくことになります。
最初にお話を伺ったときはさすがにこう思いました。
ここからは私が推察する限りではありますが、これまでお会いした際に「どんな塾を創りたいのか」、「どんな考えで塾をやっていくのか」ということをお話しすることが多く、また同じように入江先生からもそんなお話を伺っており、おそらくは「塾人として入江先生と私が近い考え方にある」と入江先生が感じていらした、というのが一番の理由ではないかなと。
育星舎の伝統を守りながら新しいエッセンスを加えることができる人間として選ばれたと考えております。重責ですね…。
一方私としては育星舎は「憧れの塾」という位置づけでした。「進学塾SOILを将来育星舎のようにする」と常々申しておりました。
このお話が出る前から、自分の子どもは育星舎へ通うことをお願いしており、この春から長男は育星舎グループの入江塾に入塾予定です。
SOILの小学部で中学受験を志した生徒にも入江塾を勧め、実際に転塾してもらっていました。今年もそんな生徒が育星舎の入江塾に1年通い見事志望校を3ランクほど上げて合格したと保護者の方から嬉しい報告を聞いたばかりです。
また私が前職の塾を退職する際に行き場を失った生徒も何名か育星舎グループの伸学αに紹介しています。
育星舎なら安心して任せられると考えたからです。(実際一人の生徒はその3年後西京高校に合格。私の予想を大きく上回る成長を見せてくれました。)
それほど入江先生や香口先生を尊敬すると同時に、育星舎グループの各部門は私にとって絶大な信頼を寄せる塾だったのです。
こうして自宅が白梅町でご近所ということもあり、共通の取引銀行である京都中央信用金庫の白梅町支店様と京都府事業承継センター様に間に入っていただき、また育星舎の顧問税理士である平澤先生にはM&Aの仲介に入っていただき、1年と少しの期間をかけてじっくりとお話を進めてまいりました。
ただし、これは決して軽々しく引き受けられる案件ではありませんでした。
事業承継という名のM&Aということで必要な資金調達の面はもちろん、育星舎グループは正社員20名以上、全9部門(教室の数はいったいいくつあるのかまだ把握できていません…笑)の大所帯です。
高いハードルがいくつもありました。
本当に私に務まるのか…。
本当に悩みました。
特に事業承継センターの方からはこのようなM&Aに関しては内密に、特に育星舎内部には極秘でことを進めていくのが原則と言われ、一番相談したい香口先生にも相談することもできませんでした。
悩みに悩んだ結果でしたが、育星舎グループの独特のシステムが私が目指していた進学塾SOILの最終形と一致している、というのが最終的に決断した理由です。
育星舎の仕組み
育星舎の詳細はホームページをご確認いただくとして、その独特のシステムを簡単に説明をしておきます。
創業40年、社員は20名以上、生徒数は500名以上という伝統があり個人塾としてはかなり大きな塾です。
しかし育星舎グループは大手のように同じ看板で同じシステムの教室を多数展開していく形式ではなく、幹部社員の個性に応じた部門や教室を展開する「塾連合」のような形式をとっています。
つまり私が常々申し上げている「塾は人が創る」という理念を体現している塾なのです。
何度かブログで申し上げていた通り、進学塾SOILもまさにこの形で展開していく予定でした。
育星舎グループであれば、これまで通り私は進学塾SOILの「そいる塾長」として直接生徒の指導を行いながら本体である育星舎グループの舵取りをするという理想の形がとれるのではないか。そう考えました。
実際、前代表の入江先生も御自身は入江塾で指導をされながら育星舎の経営を行ってこられたのです。
なお現在も入江先生は入江塾塾長として北野教室では小6、出町教室では小4小5を指導されています。
このような塾の形態だからこそ、育星舎の伝統と看板を守りながら、そこにSOILというエッセンスを加え、他にはない学習塾グループへと発展していけるのではないか、いや、そうしていかなければならないと思うにいたったということです。
今後の展開
さて…、今後どうしていくかですが、先ほど申し上げました通り、育星舎グループも進学塾SOILも中身に大きな変更はございません。
しかし私自身に関しては経営面での引き継ぎだけで少なくとも数年はかかるとみています。そう簡単には新しいことに挑戦していくのも難しいと感じています。
もちろん育星舎の伝統や理念、入江イズムと各塾長の方々の矜持を大切に残しながらも、アップデートしていかなければならない部分も多くあると考えています。
ということでまずは育星舎のブランディングと事務的な面(教務に関する部分以外)をアップデートしていくところから始めます。
洛星、洛南、公立中高一貫に合格者を輩出し続ける入江塾。東大合格者を初め難関大合格者を多数輩出するVキャンパス。京大の名誉教授も指導する科学の学校。世界大会に出場するロボット教室。などなど実績を上げたらきりがありません。
ここまですごい塾ありますか?笑
もっともっと世間に広めていかなければ…。絶対に大手さんがまねできない魅力があるのです。
そして事務面は私を含め育星舎各部門の塾長がもっとのびのび教務に専念できる環境づくり、ですね。
実際私自身も業務が増えるように思われますが、育星舎には専任の事務員や顧問税理士の先生などもいらっしゃるため、逆にこれまでこなしていた雑務からは多少解放される見込みです。
(これは完全に考えが甘かったです…orz)
そしてこれを機に進学塾SOILにも若く優秀な社員をさらに1名迎えます。
ということで進学塾SOIL自体も4周年を迎えこれからさらに発展していく予定です。
今回の件は、進学塾SOILにとって圧倒的に追い風ですね。
ちなみに私はこれから育星舎グループの経営面ではトップに立つことにはなりますが、塾講師という立場で言えば私などペーペーです(笑)
ちなみに香口先生なんて関西私塾の会の会長ですからね。一生頭上がりません(笑)
しかしこのようなベテラン猛者揃いの育星舎グループの末席に加わり、教務を勉強していけるのもまた喜びです。立場上これからはこっそり盗む必要もないので色々と教えていただこうと思っています(笑)
最後に
ということで進学塾SOIL開校から4年もの間、目の前の生徒と向き合うことに集中するため、地中深くに潜って表に出てこなかった私ですが、そろそろ浮上していく必要が出て参りましたので、ブログやSNSを再開していこうかと考えております。
そしてコロナ禍でなかなかSOIL開校時にお世話になった先生方のところへお礼やご報告にも伺えていなかったので、今回新たなステージにも立ったことですし、これまでのご報告と「新たな相談ごと」を携えて伺わせていただこうかなと思っております。
その節は各地の先生方よろしくお願いいたします(笑)
ということで激動の2023年度がスタートしましたが、「迷ったときは楽しそうな方を選ぶ」をモットーにしている私です。
わくわくしておりますよ。
今日はこのへんで。
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