どうも、そいる塾長です。
公立志望の方は私立なんてすべり止めってことで結構適当なところを考えていたりするんですが、それはダメ。
一回も見に行ったことないとか論外。
ましてやお母ちゃんに見に行ってもらったとか、もはやキモい。そんなんじゃ高校行っても彼女出来ないよ。(なぜか男子限定な感じでごめんなさい・・・笑)
そんな甘ったれたこと言ってるやつに限って、公立高校を派手に落ちて、いざすべり止めに行かないといけなくなった時に、あんな学校俺にはふさわしくないとかぬかしてふてくされる。
自分がちゃんと選んだっていう思いがないといざという時に納得できなくて、本当に通うのが辛くなるんだよ。
ちゃんと考えて選びましょうね。
それと進路相談の面談で大事なのは、あくまで私立。私立だけはここで絶対に確定させる必要があります。もうその後変更できないと考えましょう。(できますが)
ということで今回は、京都の私立高校の入試について。都道府県でかなり事情が異なります。あくまで入試の仕組みと特に内申点の扱いのお話に絞ります。
私立高校入試の内申点について
特にそれが滑り止めの学校だと相当な危険が伴います。滑り止まらない可能性有りです。
進路相談
12月の面談における中学校の先生の合否判定は信頼して大丈夫です。先の面談で出した志望校が教務主任を通っていれば、受験OKをもらえれば大丈夫だと思ってください。
こればっかりは新人の先生でも問題ありません。
入試のことを全くわかっていない先生でもOKです。
昔、近所の中学校でⅠ類とⅡ類(旧入試制度)の違いを全く理解していない先生がいました。回し合格のシステムを知らない先生もいましたね。
しかしそんな先生でも、どうせ最終的に3年最後の面談時に言い渡される判断は、進路指導の先生というフィルターを通ったあとの判断なので問題ありません。
特に10月頃の面談は、進路相談の先生と教育委員会に上げるデータ収集が目的なのでやる気のない先生は、ものすごく適当なこと言ったりします。
で、油断していると12月に突然・・・
こんな感じですっとぼけられ、そんな学校行けるわけ無いと急に自信満々で罵倒してくるダメな先生も稀にいます。
結論としては正しいものが出て来るので問題はないのですが、三者懇談では色々と相談したいのが保護者さんの心理。
急にこの学校は無理!と言われて「ここか、ここね」って感じで志望校変えるように迫ってこられたらたまったもんじゃない。
そこで出てくる学校の名前はリストの数字をみて選んでいるだけです。その学校、コースがその子に会っているとは限りません。
しかし気の弱いお母さんはそこで志望校決めちゃう。
いや、押し売りじゃないんですからね^^;
そんなこと別にその場で決めなくていいので、とにかく一旦持ち帰って冷静に考えましょう。年明けくらいまでは大丈夫です。
で、とにかく塾の先生に相談です。
塾に通っている人は絶対に塾に相談してから学校の先生に返事をしましょう。
今からでも間に合いますよ。
というのも塾の先生は、学校の先生とは同じようでまたちょっと異なる写輪眼を持っています。
(写輪眼の種類はおいといて)学校ではダメと言われたのに、塾の先生に聞くと大丈夫って言われることがまれにあります。※稀な例であることはわきまえてくださいね。
まあ、先生の性格によって言い方がだいぶ違うんで気をつけておかないといけません。
大丈夫=【めっちゃ頑張って奇跡が起きたら】大丈夫
ていう意味で使ってる先生もいるんでね。
でもとりあえず、学校でダメと言われたらとりあえず塾の先生に相談です。
それも”信頼できる”塾の先生に必ず相談して下さい。
ただ最近は塾の先生もびっくりするほど進路指導の知識がないような人も多いのでね。
保護者さんが覚えておくべき私立入試8つのポイント
なので保護者さん自身も、自己防衛のため最低限以下のことはしっかりとおぼえておいて下さい。
1.大切なのは11月の5教科の評定
判断材料となる評定は「11月時点での5教科(学校によっては9教科)の評定だけをみて先生は進路指導している」ということはおぼえておいて下さい。
先生の万華鏡写輪眼はこのときの評定以外は見ていないということですね。
ただしその他少しだけ細かな基準が高校ごと、コースごとにあったりはします。英語の評定が○○でも英検○級を持っていたら・・・みたいな。
それでも、公立と違って1年、2年でサボってしまって内申点がボロボロ。
それでも3年生で頑張ればチャンスがもらえる私立は人によっては魅力的ですね。
中学によっては半数が私立に進みます。特に評定が理不尽な付け方の中学の子は私立に流れる感じ。学校によってもやたらめったら私立を勧める学校があります。
あまり私立万能説を信じると痛い目にあいます。高校選びはしっかりと行ってください。
2.評定は中堅以下の私立高校のみに適用
一定レベル以上の難関私立高校と公立高校に関してはこの先生の万華鏡写輪眼は全く通用しません。
※「一定レベル」の説明は大人の都合で差し控えさせていただきます。塾の先生に聞いてみて下さい。
つまり難関私立高校を志望する方の進路相談は現状の成績や入試動向を考慮してあくまで推測で話しているだけなので、100%の話ではないということも理解しておきましょう。
このへんは正直受かるかどうかは合格発表当日にならないとわからないです。
3.試験当日は評定関係なし
逆に先生の万華鏡写輪眼によってダメだと言われても、何か学校で問題を起こしたとか、評定に1があるとかでなければ、当日勝負で合格できます。
ときどき面談でボロクソに言われて、その足で泣きながらうちの教室へお母さんと相談に来る子がいますが、そういう子でもかなり高い確率でその学校に合格させています。
ですが、学校の先生と私のダブル万華鏡写輪眼を使って「ダメ」と判断した志望校に、私が万華鏡写輪眼などではなく、塾の先生としての私の知識と長年の経験から、その子の実力、今後の伸びを考慮して考えた結果、やっぱり「厳しい」と言った場合は本当に厳しいですので悪しからず。
で、以下は学校や塾から「ダメ」といわれたけど、それでも志望校を諦めたくない方のためのテクニックを教えます。決してハンドパワーではありません。
4. 1.5次入試など共通日以外の入試を利用する。
ただし、1.5次入試は必ず学校または塾の先生がOKというところを受験するようにして下さい。
そうするとOKがでて家に帰らせてくれます。
※昨年近所の某中学で、この仕組を理解しておらずまさかの逆の順番で受けるよう指導していた先生がいました。怖い世の中です。
1.5次の方が難易度があがるかというと、そうでないことが多いです。
その辺も先生の万華鏡写輪眼が判断してくれるはずです。
5.回し合格を利用する
例えば大谷高校さんの受験システムはその辺が分かりやすくなっています。
こちらから引用させていただきました。
多分学校の先生のなかには、回し合格の仕組みを理解していない先生もいるので、万華鏡写輪眼で評定だけ判断して、安全なコースを受験するよう指導する。
でも高校側は結果次第では、優秀な点数をとった生徒を上のコースに引っ張り上げたいのが本音。
不明な場合は中学ではなく高校に直接確認しましょう。
私立高校の先生も多分めんどくせーって思ってるんでしょうね(笑)
上のコースに行きたいなら何を言われようと上のコースで出願
※回し合格が認められないコース、学校もあるので各自の責任で調べてくださいね。
6.専願と併願
特待生の基準も同じくですのでこちらも是非志望校の個別相談会で。私立のオープンキャンパスに行った時は必ず学校名と塾名を書いて下さい。
塾に何か変な遠慮をしてここで塾名を書かないと逆にちょっと塾は困ります。気をつけて下さい。
あと、公立は基本的に専願になります。公立に合格した後でやっぱり私立にっていうのは無理なんで注意して下さい。
7.推薦入試
推薦がとれたらほぼ確実に合格できます。ですが私立高校入試の場合、安心できる以外のメリットは全くないです。先生の万華鏡写輪眼がOKといえば推薦までしてもらえなくても十分です。
8.私立高校の偏差値
ネットなどで見かける私立高校の偏差値は正直、高めに出ていると考えておきましょう。というのもかなり上のランクの公立を目指す方がすべり止めで私立を受けるので、どうしても合格者の偏差値が釣り上がります。
決して合格最低点の方の偏差値というわけではないので、あまり気後れしないように。
実際そんな偏差値無くてもどんどん合格しますんで。学校によりますがその幅は10以上あるのではないかなと(-_-;)
あと学校によっては過去問を初めて解くと公立に比べ難しく感じるかもしれません。しっかり取り組んでいけば点数は上がっていきますので最初で落胆することなく勉強を進めてください。
まとめ
とまあ、いくつか思いつくポイントをオブラートで3重に包んで、だーっと書いてみました。
(注意:ネットには嘘もいっぱい。特に掲示板。ご注意下さい。)
ん?お前もそういうおっさんかって?
私はおっさんではない、お兄さんだ。
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