「堀川高校は、塾の前の道をまっすぐ行けば着くぞ」


岩井 優紀さん|堀川高校 探究科 → 京都大学 理学部|小中高一貫1期生|SOIL歴6〜7年
SOILに入る前は、どんな子どもでしたか

小学6年生までは、学校のテストでだいたい90点前後。通知表に「頑張ろう」はほとんどありませんでした。勉強に苦手意識はなく、「やらなきゃいけないもの」という感覚です。もちろん面倒だとは思っていました。得意なのは算数で、特に九九や計算問題が好きでした。逆に社会や国語は、覚えることが多くて少し苦手でした。

と、本人は語っていますが入塾後最初の学力テストの成績は算数65点、国語54点でした💦ゲームとアニメが好きな、いたって”普通の子”というのが私の第1印象です。
塾長に言われて、今でも覚えている言葉は
「堀川高校は塾の前の道をまっすぐ行けば着くぞ」
道を覚えるのが苦手な私にとって、「そんな最高な高校があるのか」と衝撃でした。もちろん文字どおり、高校までの道が近いという話です。偏差値や難易度など知りもしませんでした。でも今振り返ると、「目標はそれほど遠いものではない」という意味にも感じられます。勉強していると、志望校がとても遠い存在に思えてしまうことがあります。そんなときに目標を身近なものとして考えられるようになった、印象に残っている言葉です。なお鴨川沿いの道をまっすぐ下っていくと京大につくぞと後に言われることになります(笑)

小学生の頃は友達の家に行くとよく迷子になるとのことで、高校は遠いところは不安だと言うので塾の前の道をまっすぐ行くだけで到着できる高校(京都最難関公立高校)をお薦めしたらその日から堀川高校が志望校になりました(笑)
なお失礼ながら私はそのとき1mmも合格できるとは思っていませんでした💦
もう一つ。私がゲームが好きだったこともあり何気なく将来e-sportsで成功したら何億円も稼げるようになる、なんて話をしたら、塾長が「e-sportsで稼げるようになるには毎日寝る時間も惜しんでトレーニングが必要。そして努力だけではなくある種の才能も必要な世界だから大変だよ。でも東大京大なんて君の能力で毎日数時間コツコツ勉強してたら合格できてしまうからちょろいよね。はい、勉強しましょう」なんて話をされ、妙に納得してしまってそれ以来本当に毎日コツコツ勉強するようになりました。
塾での1日は、どんなふうに過ごしていましたか
小学生のころのSOILは、学校とは少し違う「楽しい勉強をする場所」でした。塾長に叱られて泣いて帰る日もありましたが、それも含めて刺激のある場所でした。

開校時に入塾してくれた生徒だったので、クラス指導なのに最初の数か月は1対1の授業。今と同じく特段厳しくしたつもりはないのですが、彼が真面目だったこともあり、こちらの注意を真正面から真剣に受け止めてくれたからこその涙だったかなと思っています。
注意した内容は他の生徒にも注意するような塾であればよくある内容なんですが、彼の場合、一度注意したら二度と同じことはしない。これこそが彼の最大の”才能”だった気がします。
中学生になると週5日ほど。小学生の時に中学や高校の先輩たちが学校帰りの授業時間以外にも塾に勉強しに来ていたのを見て少し憧れていました。
私の通う加茂川中学が教室の目の前だったこともあり、平日は学校帰りに1〜2時間、授業がある日は一度帰宅して晩御飯を食べてから再度塾へ来て3時間の授業。家で勉強することはほとんどありませんでした。中3の受験期から高校生では週6〜7日になり、平日は3〜4時間、休みの日は6〜8時間ほど開校時間はほとんど塾にいました。夏休みや冬休みは学校がなければ朝から晩まで一日中いましたね。
教室に着いたらまず水を取りに行き、席についたら黙々と勉強。休憩になったらまた水を取りに行って、戻って勉強。基本的にその繰り返しです。勉強する場所というより「第二の家」のような存在でした。
高校になるまで自宅で勉強はほとんどしたことがなかったです。

中学の頃は、教室に着いたらまず水を取りに行き、席についたら黙々と勉強…する前にまず仮眠してましたね(笑)
それにしても確実に自分の子よりも過ごした時間が長い気がする7年間でした(笑)
同じ教室の仲間は、どんな存在でしたか
よき友であり、よきライバルでした。一人で勉強していると「今日はもういいかな」と思ってしまうことがあります。でも周りで友達が黙々と勉強していると、「自分ももう少しやろう」と思えました。競い合うだけではなく、分からない問題を教え合ったり、勉強とは関係ない話をしたりもしました。受験勉強というと一人で机に向かうイメージがありますが、仲間がいたからこそ続けられた部分も大きかったと思います。
また塾長や川勝先生はもちろん多くの現役京大生の非常勤講師の先生との何気ない会話が楽しく、進路にも影響を与えてもらったしいろいろな刺激をもらいました。
また先輩や後輩と交流することが多い塾なので高校生になってからは後輩たちの合格発表の日には毎年ドキドキしながら自習室で勉強していました。
いまも続けている勉強のやり方は
「質問すること」です。一度の説明で全て理解できる人はほとんどいません。分からないところがあれば、先生でも友達でも誰でもいいので、疑問を共有してとことん対話する。そうすると、自分がどこまで理解できていて、どこから分からなくなっているのかが見えてきます。
SOILがこの「質問すること」を非常に重視していて、いつでも質問ができる環境があるというのが自分にはとてもよかったと思います。
高校合格が決まってから数学の先取りを始めましたが、その時期は自習室が空いているので3人の先生に囲まれて勉強してました。贅沢な時間でした。

本人はあまり意識していないようなのですが、中学のころからとにかく私や他講師の言葉をとにかくメモしまくるんですよね。授業中も授業外でも。で、こっそりそれをノートにまとめてる。一度言われたことを二度と繰り返さない姿勢は本当に尊敬に値する生徒に成長してくれました。
質問と対話もSOILが最も重視する勉強の基本。これをここに書いてくれたことは本当にうれしいです。まさにSOILの勉強法を体現してくれた生徒ですね。感謝!
勉強以外で、SOILに通っていなければ知らなかったこと
塾長の小話です。知り合いの話、教え子の話、就職の話、恋愛の話、映画の話。どれも学校の外の世界を少し知れる、興味深く価値のあるものでした。正直、これを聞くだけでもSOILに来る価値があると思っています。
その影響からか、大学では専門以外にもいろいろな分野に興味を持つことができ、一般教養の授業も本当に楽しいですし、色んな本を読んでいます。
SOILでは勉強の内容を教えてもらったというより、勉強の仕方や学ぶことの楽しさを教えてもらった気がします。
なお塾長や担当の先生からは受験期でも「遊びに行きなさい」と勉強“以外”のことをするように強くプレッシャーをかけられていました(笑)
入ったばかりの自分に一声かけるなら
「塾長を信じろ」。この一言に尽きます。


岩井君にはSOILへ小学6年生から7年間通ってもらいました。
入塾したての小学生のころはよく叱りましたが、中学に入ってからはまさにSOILの模範生でありアイコンに。才能って創れるんだなと思った生徒でした。加茂川中学でも学年TOPを取るなど成績面はもちろん、数学から古文や社会科までどんな科目でも学ぶことを楽しみ、決して受け身にならず常に自分からから学ぶ姿勢を持ち続けてくれました。京大の2次試験が終わったその日も塾へ来て東大の入試問題を楽しそうに解いていましたし、大学入学後も本当によく勉強しています。まさにSOILがどんな塾かを体現する生徒であり彼なくして今のSOILはないと言っても過言ではありません。心からの感謝と敬意をこめて。
彼の言う「学ぶ楽しさ」が一人でも多くのSOILの後輩に伝わることを願っています。


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