合格体験記「粘り強く質問し続けることは、誰にでもできることじゃない」酒井 胡桃さん(京都工芸繊維大学 工芸科学部)

「粘り強く質問し続けることは、誰にでもできることじゃない」

合格体験記 酒井 胡桃さん 京都工芸繊維大学 工芸科学部 合格「粘り強く質問し続けること」
酒井さんの直筆メッセージ「知りたいに素直になれる場所」

酒井 胡桃さん|嵯峨野高校 普通科 → 京都工芸繊維大学 工芸科学部 機械工学課程|SOIL歴6年(中1から)

SOILに入る前は、どんな子どもでしたか

特別勉強が苦手というわけではなかったけれど、算数が苦手な小学生でした。工夫して計算することや、割合の問題が特に理解できなかったと記憶しています。当時はまさか理系に進むとは思ってもいませんでした。

そいる塾長
そいる塾長

中3の進路相談面談のとき「え?理系?」ってお母様がびっくりしてましたね笑
(私も入塾当初は成績だけ見て文系に進むだろうなと思っていましたが…

中1でSOILに入って、最初に驚いたことは

驚いたことは、授業中に塾長の話がよく本筋から外れることです。一見すると悪いことのようにも聞こえますが、余談が記憶の定着に繋がることもありました。そして何より、余談のある授業は聞いていておもしろいです。それは、テストの点が取れるか取れないかという視点ではなく、自分の好奇心が刺激される分野ってどんなのだろう、という視点に立ちながら聞ける授業だったからなのかなと、今は思います。

そいる塾長
そいる塾長

あ、あ、あえてやっているのでね💦
でも授業中に進路の選択の仕方や、高校生活、大学生活、就職のこと、世界情勢や政治経済の話など、過去の卒業生などの話を良くします。ポジティブにとらえてくれていてよかった笑

いつでも質問できる環境を、どう使っていましたか

いつでも質問できるので、私が完全に納得できる説明を求めて、同じ問題を何人かの先生に聞いてみたりしていました。個別授業は先生を独り占めし、質問を消化できる時間として活用していました。勉強の質問だけではなく、学部や大学選びのことなど、進路についても質問できるところも良かったです。

そいる塾長
そいる塾長

算数が苦手だった子が数学を得意にできた秘訣はこの「質問」だと思います。
質問して講師と対話する中で本当に理解するというのがどういうことかということを掴んでいく。そして本当に理解できたと感じられた、その時の達成感こそがその科目を面白くするんだと思います。
一朝一夕にできることではないのですが彼女はこれを中1から高校卒業までずっと継続したんです。これは本当にすごいことなんです。

塾長に言われて、今でも覚えている言葉は

中学三年生の時だったと思います。同い年に、理系科目のセンスが一際輝く生徒がいました。塾長と二人で話している中で彼女の話になった時、そのセンスが羨ましいと話す私に対して「たしかに彼女もすごいけど、あなたのように粘り強く質問し続けることは誰にでもできることじゃない」と言われたことをよく覚えています。質問することの大切さを理解する反面、一人で解決するスマートさに憧れもしましたが、その時は自分を誇らしく思いました。

そいる塾長
そいる塾長

確かに言いましたね。覚えてます。(ちょっとウルっとしてしまった😿)
まさか彼女が覚えてくれているとは思いませんでしたが…。
諦めない、逃げない、投げ出さない…。
どの生徒にも大切にするように言っている学ぶ姿勢ですが、実際にできる子は多くない。こういう努力ができる生徒を私は心から尊敬しているので、本心からの言葉です。

同じ教室の仲間は、どんな存在でしたか

当時はライバルとして切磋琢磨していこうという意識はなく、普通に塾の友達という認識だった気がします。しかし今思い返すと、恵まれていたと言うと少し違うのですが、あの教室の雰囲気から得ていたものは大きかったなと感じます。専門的なことは何も分からなかったけれど、塾長が買ってくれたNewtonを友達とペラペラめくって見ていた時は、とても楽しかったです。

中3のころ塾のカフェスペースで友人と一緒にNewtonを眺める酒井さん
中3のころ友人と一緒に休憩時間にNEWTONを読む酒井さん

高校に上がるとき、塾を変えなかったのはなぜですか

そもそも塾を変えるという選択肢が出なかったと思います。慣れ親しんだ先生たちと別れてまで塾を変える必要性も感じなかったですし、中学生のころから見ていた、高校生の個別授業というものに憧れていたのもあるかもしれません。

塾での1日は、どんなふうに過ごしていましたか

共通テスト前の土日や冬休みは、毎日朝九時の開校と同時に来て、過去問、自己採点、間違えたところの復習を繰り返していました。家が塾と近いこともあり、昼休憩と夜休憩では荷物を塾に置いたまま一時帰宅していました。個人的には、一回外に出ることで気分転換できてよかったと思います。

そいる塾長
そいる塾長

塾の目の前の鴨川中学の生徒の特権ですね。旭ヶ丘や西賀茂の生徒は塾でご飯を食べるスタイルでそれはそれで楽しかったりするのですが。
SOILは「おかえり~」「ただいま~」と挨拶する塾です。

いまも続けている勉強のやり方は

中学生の頃からよく言われていたアウトプット中心の勉強は、大学の試験でも意識しています。授業資料や教科書を読むのも大切ですが、問題を解くことに重きを置くようにしています。大学生になって困っているのは、塾の先生くらい気軽に質問できる人があまりいないことです。質問し放題だった環境が恋しいです。

いま進学先で何をしていますか

機械工学専攻なので、主に力学を学習しています。二回生からは加工実習や実験も始まり、より専門的な授業が増えました。将来は医療機器などの開発に関する企業に勤めたいと考えています。とにかくホワイト企業に勤めたいです笑

そいる塾長
そいる塾長

高3になった彼女と進路や将来の話になったときに、医療機器の開発という言葉を聞いたとき、彼女らしさと中1のころからの成長を感じてすごく嬉しかったことを覚えています。一人の生徒を長く見ることと、本当に生徒とのコミュニケーションが多い塾なので、成績面だけでなく人としての成長も感じられるのかもしれません。

入ったばかりの自分に一声かけるなら

入塾したての私は、まさか理系に行くとは思っていないやろうけど、理系楽しいよ~です!


そいる塾長
そいる塾長

結局彼女の妹も理系に進みましたし、彼女と一緒にNewtonを読んでいた2人も理系に。しかしこの中で最初から理系科目が得意だったのは一人だけ。みんな苦手を得意に変えていったわけです。
SOILの後輩たちにも彼女のように、質問をして対話の中で理解をしていくという経験を通じて成長してほしい。これがSOILのコンセプトであり、もっとも大切にしている仕組みです。
なおSOILは理系へ進む子が多いです。数学が苦手だからと諦めている子にはぜひSOILの門を叩いてほしいです。

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