どうも、そいる塾長です。
オススメ映画6~7
いまを生きる
Amazonレビュー
1959年、アメリカの名門全寮制高校。生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら、冷めためた気持ちで日々をやり過ごしている。そこに同校OBの教師キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してくる。マジメ腐った詩の教科書を破り捨てさせ、机に上に立ち、生きる視点を変えることを教えるキーティング。彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道を歩みだす。だが、彼らの前に厳しい現実の壁が立ちはだかる…。
エリート高校生たちが、教師の言葉や詩に触発されてトキメキを感じ、生き生きと変わっていく姿は感動的。芸達者であるがゆえ、過剰になりがちなロビン・ウィリアムスは、本作では抑えた演技で作品に奥行きを与えている。全編にあふれる詩と、生徒たちの心の変化を暗喩する四季折々の映像が美しい。(茂木直美)
内容(「Oricon」データベースより)
全寮制の厳格な名門校に赴任してきた、熱血新米教師と生徒たちの心温まる交流を描いた青春ドラマ作品。ロビン・ウィリアムズ、ロバート・ショーン・レナードほか出演。第62回(1989年)アカデミー賞・脚本賞受賞作品。
故ロビン・ウィリアムズ主演の名作中の名作。
多分こういう時に紹介する映画としては、これが正解だと思います(笑)
子どもなら当たり前すぎて考えることもないであろう「どうやって生きるか」という問を与えてくれる作品でしょうかね。
どこの大学に行くか、何の仕事をするか、誰と結婚するかとか、そういうことではなくまさに読んで字のまま「どう生きるか」です。
この時期に見る作品としてはぴったりかなと。
ガタカ
D.N.A.は、残酷すぎる未来を産み落とした。 近未来を予言するスタイリッシュ・SFサスペンス DNA操作で生まれた“適正者”だけが優遇される近未来“不適正者”として自然出産で生まれた若者が適正者に成りすまして宇宙へ旅立とうとするが・・・。
Amazonレビューより
SF作品。しかし今となってはなんとなく、すぐそこまでこんな世界が来ているような気がしてあまりSFっぽく感じないかもしれませんね。
これから皆さんは高校、大学、就職…、上のレベルにあがるにつれて自分の限界を感じる時がどこかでやって来ます。
それでも諦めずに頑張れる力があるかどうか。
他人からどれだけ否定されようとも、自分を信じてひたすら努力する。
まさに中高生に伝えたい内容ですね。
私は浪人中に当時お付き合いしていた彼女のススメで見ました(笑)
未来を舞台に、遺伝子操作が行われ、理不尽極まりない環境に身を置く主人公のひたむきに自分の夢に正直に向き合う姿に、自分も諦めず頑張ろうと思いましたね。
(゚Д゚;)
もしかして彼女から励まされていたのか!?(笑)
アポロ13
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ロン・ハワード監督がアポロ13号の真実をトム・ハンクス主演で描いた感動ドラマ。月へ打ち上げられたアポロ13号に爆発事故が発生。絶望的な状況の中、乗組員の救出作戦が決行される。“ユニバーサル・シネマ・コレクション”。
アポロ計画で唯一事故に遭ったアポロ13号が無事地球に生還するまでの数日間を描いた、1970年に起こった実話をもとにしたこちらの作品。
私が生まれる前が舞台ということで、今見るとよくこれで宇宙へ行こうと思うなと驚かされるアナログ全開の機器類を是非見てほしい笑
月面着陸から9ヶ月後、人々の宇宙への興味が薄れ始めた時代を描いております。
それにしても豪華なキャスト。
この映画を見たら中3生は高校で理系に進みたくなるかもしれませんね。
それくらいかっこいい技術者たち。
もちろん主役はアポロ13号のクルーなんですがバックアップするNASAのチームのかっこよさといったら。
手に汗握る展開に、最後は全身鳥肌モノ。
エド・ハリスみたいな塾長になりたい笑
今度リメイクされるんですかね?なんかTVでそんなのを見た気がしますが。
東京物語
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広島は尾道から、東京に住む子どもたちを訪ね歩く老夫婦。しかし、子どもたちはすでにそれぞれの生活と人生を抱えており、夫婦は邪険に扱われてしまう。親身になってくれるのは、戦死した息子の未亡人だけである。やがて夫婦は故郷に帰っていくのだが…。
名匠として世界中の映画人に多大な影響を与え続けている、小津安二郎監督の代表作である。戦後がもたらした家族崩壊という社会問題を底辺に置きながら、人間それぞれがもつ孤独や断絶の想い、死生観などの、小津監督ならではのモチーフが、静穏なモノクロ画面から淡々と、しかし明確に醸しだされる。人間ドラマの傑作といえるだろう。老夫婦役には、笠智衆と東山千栄子。未亡人役の原節子の美しさもひときわ印象的だ。(的田也寸志)
内容(「Oricon」データベースより)
日本映画界の巨匠・小津安二郎監督が贈る、戦後の変わってしまった家族の関係を描く傑作ドラマ作品。年老いた夫婦が子供達に会うために東京を訪れるが…。
一本くらいは邦画を。センター試験の勉強をしっかりした人は気づくはず。
そうですこの映画の監督こそ何を隠そうあの小津安二郎です。
2005年センター試験国語の第1問の吉田喜重「小津安二郎の反映画」の小津安二郎です。
わたしのセンター対策を受講したなら嫌でも覚えているはず。「無用、無償の眼差し」ですね。
こないだ創心館で授業した時も2005年センター試験国語を題材にしました。
この問題にある通り、出演者の視線が「浮遊」しているかのような演出、鋭いカット割りや複雑な脚本や派手な音響効果で「迫真性」を付加することなく、流行りの映画とは全くことなる「時間」の感覚で映画が作られています。
リメイクされたこちらでも良いのですが、やっぱり小津作品を一度は見てほしいな。
センター試験で出るだけのことはあるよ。
で、あの評論文で授業中にマーキングした語句の意味を実際に体験してほしいなと思うところ。
あと、大学行って一人暮らしする人はこの節目で一回「家族」を見つめ直してみても良いのでは?東京じゃなくてもね。
な~んて意味も込めてこちらを推薦。
ニューシネマ・パラダイス
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
“『海の上のピアニスト』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、映画好きの少年と老映写技師との心の交流を通し、それぞれの人生と夢と映画への愛を綴った感動作のスーパー・ハイビット版。“アスミック・タイトル¥1,890(税込)シリーズ”。”
内容(「Oricon」データベースより)
世界中の賞を総なめにした映画ファンなら知らない人はいない感動映画の金字塔。戦後間もないシチリアの小さな村で、唯一の娯楽はパラダイス座という映画館。その映画館を舞台に、少年と映画技師の心の交流を描く。廉価版。
最後はこれ。
戦後間もないシチリアの小さな村の映画館を舞台に、少年と映画技師の心の交流を描く。
今回のテーマである「映画から自分にはない価値観を得る」という意味ではこの作品はベストかなと。
ひとりの男の人生を体験する映画です。
もはや説明不要の名作ですが、わたしは子供時代に見てもあまりピンと来なかった。
ですが自分が成長するたびに見直すと、そのたびに全く違った映画になります。
おそらく自分が成長しているから何でしょうが、だからこそ子供時代に見ておいてよかったなと。
自分があの頃とは違うということに気がつけます。
まとめ
まあ、全部見る必要はないですし、見なくたって何にも変わらないです。たかが映画ですから。
でもこんな時期なんで今まで興味なかったものに手を出してみましょう。
大切なのは第1歩。喰わず嫌いはもったいない。
その一歩目はかる~くこういう名作的映画っていうのもいいのでは?
あと次年度受験を迎える皆さん。勉強してたら映画を見に行く時間なんて確かにないです。
ですが、休むことも大切。月に一度の休養日にDVDで映画を一本見るくらい良いのでは?
ていうか今どきAmazonプライムに加入されているご家庭では今回紹介した映画はほとんど見れるんじゃないかなと。
私が今大学生でひとり暮らしするなら100%アマゾンプライムには加入するかなと。あの年会費は安すぎますね^^;
ま、映画は2時間~3時間で必ず終わりますからね。YouTubeで動画を眺めたりスマホゲームするよりも充実した一日になるかもしれませんよ?
今日はこのへんで。
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