さて、入試が終わったら映画でも見ようか?【受験を終えた中高生におすすめする映画1~5】

そいる塾長
そいる塾長

どうも、そいる塾長です。

予告どおり「入試が終わったら何しようかシリーズ第1弾」入試が終わったらちょっとだけ自分を見つめ直す時間を持ってもらいたいなという思いを込めてオススメ映画なんかをご紹介したいと思います!

明日はいよいよ大学受験の天王山「国公立二次試験」

明日2月25日は国公立の2次試験。

センターのように緊張することはないでしょう。またまったく別の戦いです。

だからこそ明日はとにかく気持ちを折らないこと。

もしかしたら試験中できていない感覚に陥るかも。

こんなので受かるのだろうかという不安。

でもとにかく最後の最後まであきらめずに自分のすべてを出し切ってほしい。ぎゅ~っと雑巾を絞るように。

ここまでの長い長い道のり。

そんな自分がやってきたことを信じて、とにかく最後の1秒まで最後の一文字まで、合格すると信じて戦ってほしい。

ダメだった時のことなんて終わってから考えればいいんです。

後期試験に向けて

後期を残している人。

しんどいですね。明日、明後日の試験を終えてから後期に向かって再度走り出すことがどれほどしんどいことか。

でも、これだけは言えます。後期に向かってすぐにリスタートするような人ほど前期で合格しているもんです。

恐らくそういう姿勢がここまでの学習に差となって表れているからでしょうね。

後期は期待薄だといってもそれでもやっておく価値はあると思いますよ。

それは特に浪人を覚悟している人ほど。

だって来年は次がないわけですから。

だからこそ後期だって「受けない」「あきらめる」では済まなくなる。だからこそ今この時にやっていくことが差となって表れることも。とくに後期が小論文など他の入試と異なる形の場合来年もなかなか対策なんてしない。

ま、「受験が終わったら何しようなんて記事」で言うことじゃないかもしれませんが、もし明日明後日に後期に向けて頑張っている人がいたら私は心の底から尊敬するし、そういう人にこそ前期で合格を勝ち取ってほしいななんて塾の人としては思います。

とりあえずこの記事はリラックスするためにでも読んでください。邪魔にはならないと思います。

そして本当にすべての入試が終わったら…

あと少し、戦いましょう!健闘を祈る!

オススメ映画

ということでここから遠慮なくお勧め映画を(笑)

難しいことは抜きにして自分が面白いなと思った映画を勧めているだけであって、映画好きなら誰でも知っているような映画ばかりです。

あくまで個人的に受験が終わった中高生に見てもらいたい作品ですので、前半のいくつかはせっかく歴史を学んだ今だからこそ見てほしい作品にしてみようかなと。

勉強の流れで映画なんて紹介すると、史実とは違うとか、偏った思想だとかいろいろいちゃもんをつけられそうではありますが、別に映画見て勉強しろと言っているわけではない。

あくまで自分とは異なる世界、時代、価値観、そして人生に少しでも触れる機会を持ってほしいなと。ただそれだけです。

あまり突っ込まないでね(笑)ちゃんと恋愛映画とかSFとかも入れるつもりです。

ですがあくまでテーマは受験が終わった中高生向けということで。

とりあえず今日は前編ということで5本だけ。

ホテル・ルワンダ

一つ目は歴史ものです。

Amazonレビュー
1994年アフリカのルワンダでは、長年にわたるフツ族とツチ族の民族抗争がエスカレートし、ついにフツ族はツチ族の大虐殺を開始。そんな中、ルワンダの高級ホテル支配人を務めるフツ族のポール(ドン・チードル)は、妻タチアナ(ソフィー・オコネドー)がツチ族であることから家族だけでも護ろうとしていたが、彼を頼って集まってきた難民たちを見ているうちに、彼の心の中で何かが変わり、独り虐殺者たちと対峙することに…。
100日で100万人が虐殺されたルワンダ事件を背景に、1200人の命を救ったホテルマンの決死的行動を描いた実録社会派映画の傑作。単に世界を震撼させた事件を再現するだけでなく、そもそも諸悪の根源でもある欧米の差別意識や、国連の対応などにも厳しい批判を下した勇気ある姿勢には頭が下がる思いだが、同時に人はふとしたことで英雄的行動を取ることの出来る生き物でもあることまで力強く教えさせられる。『ボクサー』などの脚本家でもあるテリー・ジョージ監督以下、まだまだアメリカ映画界には反骨の映画人が多数存在するのだ。必見。(増當竜也)

実話を元にした作品です。最初にこれか(笑)

多分あまり面白くないです(笑)受験後の幸せな時に見る映画ではないかもしれません。

なんか谷底に突き落とされる感じがするかもしれません。

だからこそ見るべき映画。

「アフリカのルワンダで内紛による大量虐殺の危機から人々を救った、実在のホテルマンの勇気と良心を描いた作品」

…と紹介すると感動のドラマのように聞こえるかもしれませんが、実際は本当にこんな世界が存在するのかと疑いたくなるくらいの残虐さがリアルに描かれていて感動するよりも深く考えさせられます。

世界を平和にするために国連で働きたいと思っている人がいたら、それがいかに愚かな選択かを思い知らされるような作品でもありました。

ちなみにわたくし、中3のとき生徒会主催の朗読会でツチ族とフツ族の争いをテーマに朗読劇を行いました。

だからか少し思い入れのある作品。そのときは何も知らずに台本読まされていましたがこれを見てからやっていたら違っただろうなと思います。やはりこういう映画を見ることにより教科書の活字が動き出すんじゃないかなと。

目を瞑ったまま生きて生きていくもよし、ここで世界を覗いてみるもよし。これが現実。

あー、受験後早々暗いな(笑)

シリアナ

内容(「Oricon」データベースより)
石油利権をめぐる地球規模の欲望と陰謀。『トラフィック』のアカデミー賞受賞チームが暴く世界で最も恐ろしいタブー。第78回アカデミー賞助演男優賞と第63回ゴールデングローブ賞助演男優賞をジョージ・クルーニーが受賞。

はい、これも面白くないかもしれませんね(笑)

中東の石油の利権をめぐってアメリカ企業やCIAが取り込まれていくというアメリカの陰の部分にスポットライトを当てた作品。

実話ではないですがアメリカのタブーを描いたという意味では意味ある作品。

アメリカ人のヒーローが、日本人⇒ロシア人⇒アラブ人⇒中国人へと変化していく悪役をやっつけ、ヒロインとのキスシーンでエンドロールを迎えるような勧善懲悪的アクション映画とは全く異なるアメリカが見える。

今では産油国となったアメリカからすれば過去の物語ではありますが、ISなどイスラム過激派のテロ活動の根源に何があるのかは知っておくべき。

特に世界史や政治経済を学んだ高校生なら見ると面白いですね。

この映画の中には、アメリカの正義とイスラムの悪という刷り込み、それに今日常で用いられている石油をめぐる、人々の欲望と血にまみれた真実が見えてくるかもしれません。

あーこれまた暗い(笑)

シンドラーのリスト

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
スティーブン・スピルバーグ監督が、ナチの虐殺からユダヤ人の救済を決意したドイツ人実業家、オスカー・シンドラーを描いた戦争ドラマ。93年アカデミー賞で作品賞ほか7部門を受賞。“ユニバーサル・シネマ・コレクション”。

暗い!(笑)しかも映像は白黒です。

監督はスティーブン・スピルバーク。そうですジュラシックパークのあの髭のおじさんね。

この話するとあのおじさんジュラシックパーク以外にこんな作品もつくるんだ!って驚く生徒が多いですね。いや、今やジュラシックパークすら通用しませんね…^^;

ドイツ軍によって侵攻された第二次世界大戦下のポーランド南部の都市クラクフを舞台に、1200人のユダヤ人を虐殺から救った実在のドイツ人実業家、オスカー・シンドラーの姿を描いた作品。

スピルバーグにとっては初めてのアカデミー賞受賞作品です。

今まで見た映画の中で最も衝撃を受けた作品です。なんせ初めて見たのは中3の時だったので。

実話をもとに描かれた作品です。もちろんこれもまた歴史ではなくひとつのエンターテイメントたる映画ですが、それでもお涙頂戴のドラマ仕立てにはなっていませんし、そういう意味で面白くないかもしれません。

しかし主要キャストだけでなくエキストラまでが凄まじい役作り。白黒の画面が一層の効果をもたせるのか、映画とは思えない程のリアリティを持った映像です。

見たらわかります。もうトラックに跳ね飛ばされたかのような衝撃を受けるかもしれません。

ホロコーストの説明をしても、もはやイメージすらわかない中高生が増えてきました。昔ならどっかで一度は耳にしたり、目にしたはずのものだったのに。確実に戦争が遠ざかって行っているのでしょう。

なお一度政経の授業中にこの話をするとすごく興味を示してくれて、家でこの映画の話をするとお父さんが好きだったようですぐにTSUTAYAで借りて帰ってくれて家族で見たそうです。

そして家族全員でチーン…ってなったそうな(;’∀’)

やっぱり暗いな(笑)

よし、暗いのはここまでにしよう。

ラブ・アクチュアリー

内容(「Oricon」データベースより)
クリスマス前のロンドンを舞台に、19人の登場人物のそれぞれの愛の形を描いたハートウォーミング・ラブストーリー。出演はヒュー・グラント、エマ・トンプソン、アラン・リックマンほか。

突如、恋愛映画(笑)

まあ高校や大学に行ったらいっぱい恋して下さいよ。

名優さんがたくさん出演。見ていたら「あの映画のあの人だ」ってなるでしょうね。

ハリーポッターのスネイプ先生役でおなじみのアラン・リックマン(2016年1月14日、がんのためお亡くなりになりました。)も出演していますよ。あまりのキャラの違いに気が付きませんでしたが^^;

クリスマスに同時進行ですすむ色んな恋。ただそれだけですが、日常の恋とか愛とか、そんなに美化されすぎていない感じが良い。

人間恋をすると恋愛映画が見たくなる。失恋しても恋愛映画が見たくなる。

ただあんまりにもファンタジーな恋愛映画みてると本当の恋ができなくなるんじゃないかなんておじさん思ったりして(笑)

この作品も最後ファンタジーみたい場面はありますが、あれは子どもの…おっとここまでにしておきます。

なんか好きなんですよねこの映画。まあ重たい映画見た後のお口直しにどうぞ。

サントラも素敵です。Beetles「All You Need Is Love」のカバーが最高。

グッド・ウィル・ハンティング

Amazonレビュー
新星マット・デイモンとベン・アフレックが共同で脚本を書き、見事にアカデミー脚本賞をさらったさわやかな感動作である。
ウィル・ハンティングは、生まれつき天才的な頭脳に恵まれながらも、幼児期の虐待のトラウマにより周囲に固く心を閉ざし、荒れた日々を送る青年であった。そんな彼が、ロビン・ウィリアムズ演じる精神分析医マクガイアと出会い、カウンセリングを受け始める。しかしウィルの心の空洞は暗く深く、容易に心を開くことはなかった。一方マクガイアも最愛の妻を亡くし、その悲しみから逃れられずに苦しんでいるのだった。
癒されない心をもつ人間同志が、もがき苦しみながらも理解しあい、再生の道に歩みだしていく姿が熱い感動を呼ぶ。マット・ディモンがウィルのナィーブな個性にピッタリで、みずみずしい魅力を放っている。(星乃つづり)
内容(「Oricon」データベースより)
癒されない孤独を抱える2人の男の心の交流を描いた、マット・デイモン、ベン・アフリック共同脚本で贈る珠玉のハートウォーミング・ムービー。

以前この映画についてはグダグダ書いたので今回は何も言いませんが本当に素敵な映画ですね。

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とりあえず長くなりそうなので今日はここまで。

あと5本紹介しようかと思っています。

読書メーターみたく「映画メーター」を誰か開発して欲しいな。

今日はこのへんで。

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