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2019年度京都公立高校”前期選抜”「特進系専門学科」のポイント

高校入試情報
そいる塾長
そいる塾長

どうも、そいる塾長です。

前回に引き続き前期選抜のお話。今回は前期選抜は前期選抜でも専門学科編。さらに専門学科は専門学科でも特進系専門学科のお話です。

※このページで引用している資料はすべて京都府教育委員会のホームページにある資料から。
全体をご覧になりたい場合は↓こちらからどうぞ↓

特進系専門学科

ちなみに特進系なんて言葉はありません。私が勝手に呼んでいるだけです(笑)
要項では「その他専門教育を課す学科」となっていますが、基本的にここに並んでいる学科は普通科より難易度が高く大学入試に特化している印象のある専門学科。
一応特殊なカリキュラムがあったり、意識高い系のアドミッションポリシーのようなものはついていますが、職業系専門学科とは全く異なる部類であるのは説明はいりませんね。
受験勉強以外にゼミや研究のような授業がありますので、そこで専門という冠がついているわけですが、でもまぁ…基本難関国公立受験しましょう感が強いコースですね。
上の一覧では塔南高校の教育みらい学科が入っていますがちょっとここは違うかなというイメージはありますね。ただここも普通科よりも難易度は高めかなと。(ちょっと最近不人気なので偏差値は下がってきていますが…)
逆に職業系専門学科(桂高校の植物クリエイトなど)は基本的に普通科よりも偏差値的には難易度が低いのでその辺は志望校選びの際に注意してほしいところです。
(こないだも学校の先生から植物クリエイトはお前には無理だ!普通科にしろ!というわけの分からん進路指導を受けた生徒がいました…^^;)
今回も詳しくは要項に書いておりますので、細かな数字をひたすら追っていくのはさぼらせていただきます。
ということで、堀川・嵯峨野・西京の御三家と桃山自然科学、山城文理総合、紫野アカデミア、鳥羽グローバル、工学院フォロンティア理数あたりをざっくりと。

内申点等の扱い

まず入試改革によって前期選抜となってからは学力テスト以外に内申点やその他が明確に配点として組み込まれました。
現場の先生方の声を聞く限り、嫌がってましたね(笑)※あんまり書くと怒られそうなのでやめときます。
ということで、以前よりは内申点がない「実は天才タイプ」は本番で取らないと厳しくなりました。
それでも内申点の配点比率は低いので当日の得点次第でいくらでも逆転は可能です。当日とれればね…。
なお試験問題は独自問題となり難易度が高め。
特に難関高校の独自試験は4~6割くらいの得点で合格出来るようですので、得意科目で7割、8割とれれば一気に内申点を挽回できます。とれればね・・・。
ただし、面接で挽回しようと勉強時間削って面接の練習したり、訳のわからん塾の高額な面接講座を受講するのやめましょう(笑)
面接はやばい子を落とすため。とその昔”とある高校”の先生が言ってました。
まあ、今は配点がついてますんでなんとも言えませんがおそらく面接で逆転はない。と思います。
そんな時間があれば1点でも入試の点数を上げることに注力を。
とにかく難易度が高い専門学科は普通科よりも断トツで実力勝負。
堀川高校なんかは探求科は男子、普通科は女子の割合が少し多い気がするのは内申点の扱いの差なのかなと言う気がします。
※言うまでもなくこれは性差別ではなく内申点の構造的問題のせいだということが言いたいだけですよ。

特進系専門学科は実際どうなの?

「堀川の奇跡」以来、京都は専門学科乱立時代に突入しようとしています。
しかし残念ながら基本的に京都市の北・南通学圏に限って言えば御三家+桃山以外の大学合格実績はパッとしない。※基本的に入るときの難易度と出るときの実績の相関関係で評価してます。

御三家

ちなみに堀川・嵯峨野はSSHとSGH、西京はSGH指定。
これにより大学との連携など興味のある、または意識の高い学生には魅力かな。
ただ多額の予算と引き換えに、色々めんどくさいこともあるみたいですね。生徒も先生も。

堀川高校探求科

で、肝心の専門学科の特徴としては、堀川のゼミナールを例に見てみましょう。
※私的には堀川の魅力はこのゼミナールよりもNASAへの修学旅行ですが。
実はこのゼミナール、生徒からは「めんどくさい」って声も^^;
なんで高校にいるんだ?的な先生もいて、しっかり本気で指導してくれるようなので、逆に授業進度が確実に遅れます。高校を予備校と勘違いしている方からすれば、受験勉強の邪魔でしかない。洛南見てると確かに心配になりますよね。
私立の進学高校出身の人は、公立の進度の遅さには必ずびっくりします。もちろん中高一貫校でもないので、このゼミナールだけが理由ではないのでしょうが。
ただ、今後の入試改革で、本当に今言われているようなことになれば、このゼミナールのような授業は必須になるかもしれません。堀川なんかでは生徒のレベルが高くまさにお上が思っていることを実践するのは可能な気もします。
現状問題は学校と生徒の温度差ですかね。ちょっと進学塾で詰め込みやって来た生徒が増えてきてからは先生も苦戦しているようですし。

西京高校エンタープライジング科

西京ではプレゼンテーション重視でパワーポイントの使い方学んだり元商業高校らしく上手く特徴出てるし、他と差別化されてて非常に面白いですね。
あと中高一貫という特性をいかした英語教育はすごいなと。浴びせかけられてる英語の量が違う(笑)
ただこれは中高一貫の魅力ですので、高校から入学して追いつくのはやはりしんどいですね。逆に追いつけるなら中高一貫の必要性がね・・・。修学旅行も別だし…^^;
あと理数に弱い印象です。宿題の出し方がね…。
ちなみに前職の個別指導塾から国公立医学部医学科現役合格はこの堀川と西京から出てます。

嵯峨野高校コスモス科

嵯峨野の実験室はビジュアルのインパクト強烈だし、見学に行った理系組はすぐに夢中になっています。見せたら終わりですよ。SSH指定校の予算の潤沢さがよく出てます。
自然科学が引っ張っているはずですが昨年の理系崩壊を挽回できるかですね。
正直言うとこういった特進系専門学科の専門的な授業というのは結局大学で学ぶことではないのか?という気がしないでもないです。
入試改革後は非常に有用かもしれませんが、全部後に大学でやることなので特に高校でやる必要性は現状ないような気もしたり…。
しかし、ここが各校の特徴。これがなければ大学進学実績だけで選ばなければいけなくなりますが、どこがいいか迷うなら(難易度が問題なければ)こういった特徴をしっかり見ていきましょう。
もちろん普通科(西京に普通科はありませんが)とは大学合格実績は段違い。これは学校の授業というより高校入試の段階での差だとは感じます。この辺は定期テストで内申取ったらいけてしまう普通科に問題があるように思いますね。
もちろん普通科でもちゃんとやれば堀川も嵯峨野も京大合格者は輩出しています。堀川に関しては数年前に初の普通科からの京大合格者を出して以来毎年その数を伸ばしています。
ちなみにその初の合格者の子が前職の塾の講師に応募してきたので根ほり葉ほり聞いたら面白かったですよ。
詳しくは書きませんが、西京を除き、専門学科の生徒はのびのび高校生活を送りますが、普通科の生徒で上を目指すこの方がしんどく感じるみたいな話はよく聞きますね。ま、これは人によって感じるところが違うので何とも言えませんが言わんとしていることはわかる気がします。

御三家以外の特進系専門学科

御三家以外の専門学科については”個人的”には現状まだまだかなと。(あくまで大学進学実績ですが…)
桃山の自然科学は別にしても、専門学科なのに文理総合という解釈が難しい山城や、初めての入試結果が驚くほど期待はずれだった紫野アカデミア。できたてホヤホヤで評価のしようがないものの人気が出てこない鳥羽や京都工学院など。
特殊な勉強が必要になる専門学科を無理して目指すよりも、内申点さえ許せば難関の普通科のほうが良い場合もあります。もちろん上位の普通科という意味ですよ。
専門学科に行けばなにかいいことがあるみたいな風潮はよろしくない。私立も含めてキラキラ系で売るのはちょっとね…。
どこの専門学科も私立と同じで入試説明会やパンフレットではかっこいいこと言ってなんかすごい感じが出てますけど、やはり結果を出してもらわないと。
大学合格実績はもちろん、「○○な人材を育てます」っていう宣伝文句が誇大広告に見えてしまう学校もあります。特徴を出そうとするのは結構ですが、まず中身ですね。ちゃんと高校としての基本的な機能の方を重視してもらいたいなと思うのは私だけでしょうか。
高校に特徴を求めるタイプの人は、その特徴が今本当に自分に必要なのか考えたほうが良いかもしれません。
ちなみに堀川なんかは探求と普通科で授業内容は一緒。嵯峨野もほぼ一緒みたいですね。
一つ一つ詳しく書いてる時間はないので、各専門学科の詳細は教育委員会のHPからご確認を。

特進系専門学科に対応する独自問題の勉強法

学校別、科目別の勉強法については長くなるのでまた別の機会に。
今回はマクロなお話だけ。

御三家(御三家以外も準ずる)の問題は国公立大学仕様

まず御三家の入試問題は確実に国公立大学の入試問題っぽいと言われます。
入学後国公立しか受けさせる気がない。(とりあえず京大行けと言われます。)
なのでそういったレベルの学力の素養を見るテストなんですね。

問題量がク○多い

難易度はもちろんなのですが、問題量がク○多い。
京大生に堀川の問題解かせると、「京大生なら問題は解けるが時間はきつい」がよくある感想。
問題はどんなに複雑に見せても所詮高校入試ですので現役京大生には簡単ですが、問題数が多く時間的には厳しい(というよりめんどくさい)ということです。
基本的な問題で点数差をつけさせるためには問題数を多くします。
特に英語は、中学英語が教科書内容だけでは簡単すぎて、このレベルの子たちなら満点だらけになります。
だからといって公立の入試で未修単語や文法を出すと怒られるので、出すときは注釈を載せる。
とんでもない数の注釈を。
注釈を見なければいけない人は確実に時間が足りなくなるというジレンマ。
正直単語だけでも高校レベルまで学んでいる人のほうが圧倒的に有利になるでしょう。
高校英文法も長文中にさらっと注釈なしで出てたりしますがこの辺はどうなんでしょうね^^;
数学も中学範囲で解けますが高校範囲の知識を使えば楽…なんてのもありますし、あとは国語では古文。中学の古文の授業を踏まえた入試ではないですよね。もちろん高校の古文を学んでいなくても解けますがいずれも有利になってしまうので困りものです。

記述力

これも普通に勉強していては身につきません。記述がいやで国公立大学を諦める高校生もいるくらいですからね。
どの科目でも0から問題と向き合う思考力を要求されますし、それを表現する技術も必要となります。
自分で勉強するには一番難しいところですかね。

難易度

難しい。以上(笑)
※また勉強法のところで詳しく。

結論

結論として今回お話したいのは、このあたりを狙うならやはり塾は必須かなと。
大学入試でも「自分でできる」を合言葉にしている私でもこればっかりは塾の助けが必要かと思います。
というのも大学入試では高校である程度入試対策をしてくれますが、中学でこのような入試問題を授業で指導してくれることはありません。
そんなことしたら他の生徒には迷惑極まりないですからね。
また、記述形式の練習や、ハイレベルな問題演習などを積んでいかなければいけませんが、中学校の進度に合わせていればそんな勉強を始める前に受験が終わります。

その昔うちの近所の中学校では、前期選抜(昔の特色選抜)前に数学で三平方の単元を指導しないと言った先生がいて一悶着ありました。私立でもバンバン出てるんであれは完全にアウトです。配慮して三平方の定理を載せてえげつない問題出してくるような気を遣う方向を完全に間違っている問題もよく目にしますね(笑)

んなもんその場で初めて見た定理を上手く使って解けるようなレベルの問題じゃねーだろと(笑)
塾で何度も何度も難問の演習積んでる人と比べて不利すぎます。

保護者が塾の代わりができるとかならともかく、今現在本当に自分の力で御三家あたりに合格できる子がいたら相当すごいことだと思います。たまーにいるみたいですけど。前職の個別指導塾から堀川探求へ進んだある一人の女の子は塾へ来た瞬間から合格を確信しました。土台が完璧過ぎた。

詰め込む必要もなく、楽しく週2回通ってもらい(受験前は自習に毎日来てましたが)、サクッと合格。その後国公立の医学部にもサクッと現役合格しましたよ。

堀川高校の当時の先生が彼女にたいして「尊敬してる」って言うくらいできた子でしたからね…。まさに堀川が求めてた人材だったとのことです。

とはいえ、こんな子は激レアです。星8ランクの激レアです(笑)

「塾無しで堀川探求に行くより、堀川から予備校無しで京大行くほうがよっぽど簡単」

と覚えておきましょう。

よく聞く話ですが昨年も塾なしで3年間オール5という子が西京高校に落ちたというのを聞きました。堀川探求ではなく西京ですらこうなります。

基本定期テストの勉強とは全く質が違う。いやもちろん定期テストの勉強を入試へつながる勉強へとつなげられていれば良いのですが、ちょっとこの専門学科の問題は距離が開き過ぎててまず自分ではつなげられんのですよ。

そういう意味ではやはり御三家には進学塾が間違いないですが、大手だととんでもない授業数と授業料です。桁が変わります(笑)

そりゃそんだけやりゃあ合格するわなっていつも思います。落ちている子の数聞いたらそれはそれでドン引きしますが(笑)

少なくとも時間とお金をつぎ込無必要はあります。

そういう意味では今現在この分野は正直ちょっと過剰かなと思いますし好きじゃないですね(笑)

ただ経済的には大丈夫でも、塾の進度と学校進度がバラバラになるので評定が悪くなりがちですし、そういう意味ではしっかり自己管理できる人でないとやっていけません。

そういう意味でも学習の土台が整っていない人は中3の段階から始めるようでは御三家でなくてもかなり厳しいと思います。

ただ土台さえできていれば、進学塾という過剰なスタイルが嫌いな方は別の形の塾でも大丈夫です。中学受験とはだいぶ違いますので。

ただ大切なのはやるならやる。「あわよくば専門学科を狙う」は大概間に合わない。

個別指導塾に多いパターンですが基本的に保護者さんの認識が甘いのが原因です。紫野のアカデミアや山城の文理総合なら…って方が多い。ちょっと今の進学塾のゴリゴリっぷりを舐めすぎかなと。

覚悟を決めてできるだけ早い段階で準備を始めましょう。

あ、ちなみにSOILは少人数のみ御三家対応しますので是非(笑)

SOILは高等部があり、私が指導しますので大手進学塾さんのように高校入れたらポイはしたくない。ですのでその後の難関国公立大学までの通過点として専門学科対策を”楽しく”やらせていただきます。

ただしこればっかりはさすがに事前に学力テストありでやらせていただきますので予めご了承くださいね。

今日は大雑把な説明となりましたが、奥が深い専門学科。
またいつか別の角度から書いてみます。特に「そいる塾長が解いてみました」を書いてみますね。全部書くとなると大変ですが…。
では、今日はこのへんで。

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