2018年(昨年)度の中期選抜の倍率から今年の動きを予測してみる

前期選抜を書いたらこんな質問が飛んできました(笑)

まだ2019年度中期選抜については前期選抜のように志望校調査の結果が発表されていませんので昨年書いた記事をリライトしたものでご容赦ください。

 

平成30年度(昨年度)の中期選抜志願者数の分析

ということで2018年度(昨年度)の中期選抜の入試結果を見ていきましょう。

※あくまで2018年(昨年)度入試の分析ですのでご注意ください!

 

詳しくは教育委員会のホームページからご確認ください。

以下、倍率順に並び替えた北通学圏の倍率ランキングです。

 

【昨年度(30年度)】中期選抜倍率ランキング

 

ちなみに30年度の志願者数の事前調査結果をまとめたものも載せておきます。

 

昨年度の事前予想は当たっていたのか!?

倍率が高いところを避けて同レベル・または一つ下のランクに下げる人が多少なりとも出てくると思います。
例えば…
鴨沂⇒桂・北陵など
嵯峨野・山城⇒鳥羽・洛北・紫野
昨年度は倍率がグーンと上がった鳥羽・洛北は難易度が大きく上がったので、今回敬遠した人が多かったのではないでしょうか。
この倍率を見て、「じゃあやっぱり」となる可能性は高い気がしますね。
問題は嵯峨野。前期選抜を見ても今年は強気な出願をしている人が多いような気がします。
専門学科落ちの出願が多そうなので、この子達が内申を持っていると今年の普通科は厳しい戦いになりそうです。
となると意外と倍率は下がらないかも。

昨年私はこんな感じで予想していました。

普通科しかまとめていませんでしたが、見比べてみると私の予想していたよりも高倍率の高校が下げてこなかった印象です。

やはり昨年度は強気でしたね。

一応堀川が少し下がった分嵯峨野に流れ、嵯峨野から洛北に流れた感じでしょうか。

鴨沂は少しに流れた…かな?

無理やり予想が当たった風に言っていますが・・・。

もう少し動くかと思っていたのですが、やはり堀川・嵯峨野・鴨沂は前期同様中期でも非常に厳しい戦いになりました。

某大手進学塾が京都に上陸してますし堀川探求の合格者数伸ばしてる分、在京のあそことかあそこの進学塾の子が押し出されているのかな。そもそも大手さんは無理目でもどんどん受験させていきますからね。

「合格者の◯人に1人が◯◯生!」=「不合格者の◯人に1人が◯◯生!」みたいな(笑)

あまり合格最低点は大きく動いていなかったようですので予想通り無理に受験した子が増えただけの結果でしたね。

今年の前期の様子を見る限り2019年度入試では昨年度より上位校は落ち着き、2番手の山城洛北の倍率があがるのではないかと予想。

山城・洛北・鳥羽の中堅御三家(勝手に呼んでいます笑)は昨年度上位校人気のあおりで2017年度よりも倍率は落ち着いてましたが、今年は上位校が倍率下げそうなのでまたまたとばっちりをうけて倍率を上げると思います。

鴨沂に関しては今年の前期を見る限り校舎移転バブルは少し鎮静化するのではないでしょうか。前期を見ても桂に一定数流れたかなと。昨年よりは少しはましになるかもしれませんね。少しは^^;

ただ前期では鳥羽が不人気ですので今年は洛北あたりがしんどいかもしれません。前期でも倍率で山城を上回っていましたし。

京都工学院桂の農業系専門学科は中期選抜の狭い枠を争って熾烈な戦い。ここは今年も継続でしょうね。特に工学院は魅力十分。人気は下がらないと予想しています。

あと、これは触れないほうがいいのかもだけど、工学院や桂の農業系専門学科が人気の一方で京都すばるのビジネス探求…。志願者1人て…。昨年度は企画に偏り過ぎましたね。来年どうするんだろ…と思っていたらやはり今年コース再編成がありましたね。

それでも前期の志願者数事前調査をみるとまだまだ。今年も割れちゃうかな…。

昨年このすばるの企画と会計、東稜・朱雀の皆さんは出願したら受験終了でしたが、コース再編成の京都すばる、制服化が決まった朱雀の倍率が今年どう動くか。前期では朱雀は人気出ていましたので注目です。

また北嵯峨など倍率ギリギリ1倍校が今年軒並み定員を減らしています。昨年と同じノリで受験すると危険ですので注意が必要ですね。

出願したら倍率なんて気にすんな!

まあ、いざ出願した後は生徒たちにとって倍率なんてもう関係ありません。倍率で志望校を決めるなんて最悪なことはしてほしくないですね。

志望校を決めたらもてる力をしっかり出し切って合格点を超えるだけ。自分でどうにもできないようなことに気を遣うだけもったいない。

あくまでこの倍率ランキングは昨年度のもの。くれぐれも今年度受験する生徒さんはあくまで参考程度にお願いします。

 

今日はこのへんで。

 

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