どうも、そいる塾長です。
センター終了後のあなたへ
みなさん、お疲れさまでした。20日午後9時頃には2日目の解答速報が出ます。
記念受験でもなければ自己採点は即終わらせよう。翌日学校でなんてやめときましょ。
ここからは時間との戦いです。1分1秒を惜しみましょう。
まずは滑り止めの確保を
公募なんかで滑り止めを確保している人はそれでよし。
まだ確保していない人、私立入試がまだの人は十分注意してくださいね。
今更このお話を認識していない人はいないと思いますが現在有名私立はすべて3・4年前とは1ランク難易度が変わっています。
学校や塾、予備校の先生でこれを理解していない無能はいないと思いますが、もしかすると保護者さんの中にはいらっしゃる可能性大。
その場合、大学の名前だけで滑り止めを考えてしまいがち。
その場合、合格通知を一つも持たずに国公立。その後も後期を受けまくり散々受験料を支払った後に全落ちとなる危険性が。
昨年そのパターンがいかに多かったか…。
近畿大の後期に阪大志願者が落ちるなんてざらです。
関西で関関同立や産近甲龍を滑り止めにするならそれなりの対策をしっかりしておきましょう。過去問やって昨年の合格ラインは確実に取れるように。
例えば文系で社会科選択の場合、センターで8割なんて私立の社会に対しては何の役にも立ちません。難易度が高いところだと初回30点なんてざら。
とりあえずさっさと過去問を解こう。解いて合格点にのるか見る。1,2回解いて乗らないならそれは滑り止めにはならないということです。
私の生徒でこの時期滑り止めの過去問見ていないなんてことは許しませんが、結構いると思います。
偏差値だけでなく問題との相性で得点が大きく変わるのでその辺もしっかり見ておきましょうね。
浪人可能ならよし。しかしできないならまずちゃんと滑り止めの確保を。
となるといつ2次試験対策を?ということになる。
だからはやめに…
というのは今更言っても仕方がない。過去は振り返るな。前だけを向く。
1分1秒を惜しむべきときですよ、今は。
なお私立大の合格ラインは公式発表の数値も大事ですが得点調整かかっているので各大学の掲示板(BBS)サイトなどで合格者や不合格者が自分の得点を書き込んでいるのでそちらも参考に。
センター利用
今から出せるセンター利用がないか必ずチェック!これはセンターぶっこけた人も同じ。
センター後に出願できるセンター利用はたくさんあります。そして高得点2科目や3科目で出願できたりする私立大学が数多くあります。
センター数学がぶっこけて3点でも国語が爆発してりゃ合格できる可能性はある。
パスナビなどで今すぐ探しましょう。合格ラインの目安も見ることができます。センターリサーチ出す前に必ずチェック。
センター利用でリサーチの結果B以上出ているならほぼ大丈夫と言えるので一気に本命の入試が楽になります。Cなら頼りにしてはいけませんがそれでもチャレンジすべきかなと。
ぶっこけたら浪人か私立ということになります。
浪人できない私立変更組も、国公立全力組と同じく先ほど書いたように全落ち回避のため必ず滑り止まる大学の確保が肝要。
滑り止めでなく完全に第一志望を私立に切り替えるなら当然その大学の対策に全力を注ぎたい。
すべり止めで一般に回るとその対策だけじゃなく複数日程受ける場合その試験日も潰れます。
これは時間も削られますが何より体力と精神力も削られます。
センター利用で出せるなら出しておきましょう。
難関国公立受験者のみなさんへ
とりあえずセンターはミスをしない戦い。
センターで180点か190点かなんて実力の差じゃないことがほとんど。
しかし2次は違う。もろに出る。
合格ラインも5割だったり6割だったり。
それは大逆転が十分に可能だということ。もちろんセンターの配点によりその可能性は異なるんだけれども、やはり2次は一発逆転可能と言っていい。
しかしそれは逆転される可能性でもある。
英語だろうが数学だろうが小論文だろうがここから全力出せばとんでもなく伸びる。
全力であがいてみよう。
現役で合格する人はセンターの出来なんて関係なくセンターが終わった今夜から2次に向けて勉強している。しかもやっと自分のやりたかった2次対策ができると言いながら嬉々として。
それくらいの気持ちでいいと思います。
残念ながらセンターでぶっこけ浪人を覚悟した人へ
今落ち込んでいると思います。
- 「これまでこんな失敗はしたことなかったのに」という人
- 「やっぱり届かなかった」という人
色々いると思います。しかし敢えて厳しいことを言いますね。
今あきらめて浪人を心に決めるならその時点で来年の最後のセンター試験まで1年切ったわけです。
さっさと来年に向けて勉強を始めなさい。心配しなくても来年のGWあたりは勉強するの嫌になってゆっくり休むはずだから、悔しさマックスの今こそやる。
センターを無事乗り越えたやつらは嬉々としてここから血反吐を吐きながら2次対策をするわけですよ。ここでの現役生の伸びはすごい。
そんなときに試合に負けたあなたが落ち込んでボケっとしている場合じゃない。頑張るべきは敗者である君たち。
今年合格するやつらと同じように今、血反吐を吐こう。
今落ち込んでいるということはあくまでセンター試験は”失敗”したことにしたいんでしょう?実力不足じゃないといいたいんでしょう?もう一度チャンスがあればと思っているんでしょう?
ならば来年得点開示したときにセンター試験で”失敗”した分だけ点数が足りないという事実を今からつくろう。センターさえ失敗しなければ合格したんだと証明しよう。
厳しい言い方かもしれないけれど浪人したらその大学に合格するなんて思わないこと。
まことしやかにささやかれるこの言葉。ある意味では嘘ではない。私が浪人していたとき、周りで現役で落ちた大学にリベンジできた人がまずめちゃめちゃ少ない。ランクを上げて合格する人なんて幻獣と呼ばれていた。
しかしそれは能力の問題じゃなく、ほとんどの人が現役生(現役で第一志望に合格する人たち)のように頑張れないから。そして来年のセンター試験は今よりも緊張する。
もう誰も浪人していいよとは言ってくれないから。そしてプレッシャーに潰れて”失敗”する。
来年の5月や8月、現役合格したやつらがリア充ぶりをインスタに上げているの横目にこのセンターからの1カ月、現役生が2次試験に向かってやるのと同じテンションで勉強できるような強靭な精神力があるなら別ですが。
きついよね。ほんときつい。
センターでA判定取っててもここからの勉強はきついのにE判定で頑張るのはきつい。
だからこそ頑張るしかない。
”根性”です。
根性論が嫌いな私。でもやっぱりここからは根性勝負だと思います。自分を信じて、自分の未来を信じてどこまで頑張れるか。
今過去を振り返って後悔している人がたくさんいると思います。あのときもっと頑張っていれば…。
もうやめましょう。
3月、すべてをやり切ったと前だけを向いていられるようにラスト1カ月ちょっと。根性で頑張りましょう。最後は息止めて走り切るくらいのつもりで全力で!
頑張れ受験生!
今日はこのへんで。