小学生が熱血テスト前道場入門!【SOIL小学部門SEED Jrコース】

そいる塾長
そいる塾長

押忍!そいる塾長です!

今日はSOIL小学部門SEED Jrコースの小学生が熱血テスト前道場に入門したお話。

熱血テスト前道場

SOILの中学部SEED(高校受験コース)にはテスト1週間前は平日・休日問わず毎日通塾しテスト勉強をする熱血テスト前道場というものがあります。

何も特別なことはしません。普段の集団個別式指導が毎日になるだけです。あくまで普段の勉強がすべて。テスト前だけ頑張らせる意味でやっているわけではありません。

が、それでもやはりテスト前期間が中学生たちにとっては最も集中して勉強する期間であるのは事実です。

私たち指導する側にとっても普段の学習の成果を確認するとともに、なかなか普段の指導ではできない部分を個別に見ていく大切な時間だと考えています。

やはり成績に問題を抱え入塾した生徒たちの勉強が変わるのはこの熱血テスト前道場期間です。ただ与えられたものをこなすのが勉強だと思っているような子たちに、目標に向かい計画を立て、成果を確認する、こういった勉強の基本を実践する時間が必要だと考えます。

小学生が熱血テスト前道場に入門する!

さて、今回その熱血テスト前道場に小学生たちを入門させました。

具体的には定期開催している学力診断テストを中学の定期テストに見立て普段の授業を崩し手段個別式で毎日通塾可能な状態にし、各自「テスト勉強」をしてもらうというもの。

もちろん定期テストとは趣旨が違う模試。勉強の仕方は全く同じとは言えませんが、こういった区切りを設け復習する機会、そして競争原理を入れて成果を要求する機会というのが小学生には必要かなと考えています。

先取りをするだけなんていう名ばかりの中学準備ではなく、中学や高校での自立学習につながる小学部の指導を理念に学校の進度無視、今回の模試の範囲も無視して授業をやっています。

なので模試で高得点を取らせるために道場に入門させたわけでは全くないのです。

テスト勉強の仕方やテスト前の雰囲気を感じてもらい、模試の最中の空気感を変えていきたい。それが狙いです。

道場は最初小6だけにしようと思っていましたが、SOIL小学部の一大勢力小4生に話したところ意外と喰いついてきたので全学年対象にしちゃいました。

小学生たちは中高生より忙しい。習い事で1週間びっしり。本当に大変です^^;

そんななかでも何人かは毎日来て一生懸命勉強に取り組んだくれました。本当にうちの小学生たちは素直でかわいい♪


なお今回は1回目ということもあり、私の中で明確な目標がありました。

目標その①

上位の子たちは満点を狙う。満点=全国1位だというと目を輝かせます。しかしそのためにはミスをしてはいけない。この普段の宿題では言い訳しがちなミスを点数を落とすという不利益につなげ意識改革をしたいということ。これは前回の模試の見直しから口酸っぱく行ってきたことです。

目標その②

一方でまだ勉強に問題がある子たちに、一度習ったものをちゃんと習得するという感覚を与えたい。小テストや確認テストという練習試合ではなく本番のテストだからこそ本気取り組んでくれるというのもあるのかなと。

今回のテストの範囲でどうしても苦手なところがあった子。こちらも毎日手を変え品を変えで対応しましたが、3日通って最後の日に掴みました。自分のものにしました。テキストの基礎問題だとできても少しひねられたらできなくなってしまう問題が、3日かけてできるようになった。

分かるけれどできない。問題を変えるとできない、時間が経つとできない…。

ストンとお腹の底に落ちる感覚で納得する

このレベルまで毎日同じことをやるという経験を積ませられたのは良かったなと。

こういう「できる!」という感覚を小学生のうちにゆっくりでいいので時間をかけて掴んで欲しい。

中学になるともう止まらない特急列車に乗るかのように進んでいきます。「止まる」ということができなくなってしまうのです。

テストの見直し分析までがテスト勉強

さて今これを書いている横でみんなテストを頑張っています。採点が楽しみだ♪

しかしテストは受けたらおしまいではありません。

こうやって準備したものが本番の試合でどう発揮できたのか。何ができて何ができなかったのか。しっかり準備したからこそ見えるものがあります。

本当に楽しみなのはこの模試の見直し授業です。ここで間違えた問題の正解が何かということ以上に自分の勉強を見直しするのです。

こちらは中学生向けに書いた記事ですがこういうことを小学生のうちに当たり前にしておきたい。これができるかできないかが後々大きな違いを生みます。

保護者のみなさんには点数だけを見て叱ったり褒めたりはせず、ぜひできるようになったことを褒めてあげてもらえれば幸いです。

最後になりますが、SOIL小学部のヒントを与えていただいたちくしの進学教室今井先生に心から感謝を。ありがとうございます。

今日はこのへんで。

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