【ZOOMとiPad Proの可能性】オンライン授業に挑戦してみる

そいる塾長
そいる塾長

どうも、そいる塾長です。

遠方在住のご縁のある方からZOOMを用いたオンライン授業をさせていただけるかもしれない機会を得ました。まだ実施はしていませんがちょっと色々やってみた感想と私が考えるオンライン授業の可能性についてiPad Proの使用感とあわせて書いてみます。

ZOOMでオンライン授業

昨日とある方よりZOOMを用いてオンライン授業ができないかとのご相談をいただきました。

ご依頼いただいたのは実際にお会いしたことのある方ではありませんが、いつも私のブログを呼んで頂いている塾の先生で私の指導方針などはうっすらとでもわかっていただいている方ですし、その方もどういう考え方で指導されているかある程度こちらも理解しているということもあり挑戦してみようと思っています。

あ、その先生に指導するんじゃないですよ(笑)指導するのは高校生です。

これまで何度か業者さんとのやり取りでいわゆるオンラインミーティングというものは使用したことがあるので、ぼんやりとできるんじゃないか?という感覚はありました。

Studyplus for schoolの方とのやり取りが全部これ。実際に営業マンの方が教室に来てもらうのではなく、日時を相談の上PCの前に座るだけでいいのが画期的だなーと思ったわけです。

教室に来てもらって…というのは負担がデカい。ご挨拶みたいなの…、正直苦手です^^;

特に担当がコロコロ変わる業者さん、そのたびにご挨拶にって来てくれるんですが、どうせ関係つくっても来年別の人が来るんですよね…。正直かなり面倒…。時間とられるし。

ということで私としてはかなり好印象だったZOOM。特に画面共有して実際に操作している画面を見ながら説明を聞けるのは非常に良いなと。

これなら今私が授業でやっているようにプロジェクターにiPadの画面を投影しながら授業するのと同じ感覚で出来るんじゃないかと。

実際Twitterを見ていてもこの形で指導している塾さんや先生もたくさんいらっしゃいます。

私は完全に遅れていますね^^;

なら分からなければ聞けばいいか!ということで昨日の深夜、早速ZOOMのアカウントをとってiPadとスマホ、PCを使って一人オンラインミーティングやってみました(#^.^#)

気になる点はふたつだけ

とりあえずオンラインでつなげるところまでは非常に簡単。

Zoom Meetings - あらゆるデバイスに対応したWEB会議システム
ライブ メッセージとコンテンツ共有を備えた最新のビデオ通話をデスクトップとモバイルで利用できます。ミーティングのレコーディング、注釈の作成、投票による出席者のエンゲージメント向上など、使い方はさまざま...

画面共有もPDFさえ用意しておけば簡単にできますし問題を見せながら、双方向で書き込めたりするのは授業としては非常に使いやすいかなと。

上の画像はZOOM上でPDFを開いて書き込んだ状態。

ただこれだとページを変えても書き込んだ部分が残るんですよね。これをいちいち消さないといけないので国語や英語なんかで複数ページを頻繁に切り替える必要がある場合は別のアプリを画面共有した方がいいのかなと。

‎GoodNotes 4
‎GoodNotes 4
金額: ¥980
  • ‎GoodNotes 4 スクリーンショット
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この辺のアプリを画面共有すれば事前に準備もしやすいし直接書き込めるのでページを変えてもいちいち消す必要もなく、授業後もそのまま書き込みが残せるのでPDFでエクスポートして後でメールでポイできるかなと。

なのでこれは問題なさそうですね。

気になる点①:遅延

まず気になるのは遅延。ネット環境にもよるでしょうが、実際の書き込みから相手の画面に反映されるまでほんの少しだけタイムラグが発生するときがあるような。そしてそのラグがこちらからは確認できない。

例えば式を書きながら説明していても相手の画面にはその式が遅れて表示されると見ている側にはストレスにならないかなというのが心配なところ。

あとこれは仕様ですが、例えば大切な箇所に線を引く場合、引き始めてから引き終わるまでがは相手の画面に反映されない。書き終わりのペンを離したタイミング(変更が完了したタイミング)で初めて相手の画面に完成版が反映される感じですね。

教室の授業でも「説明→生徒の理解」というところにはそもそもわずかなラグがあります。

ここで新たに「説明→表示の遅延→生徒の理解」となると結構指導する感覚を変えないといけないかなと心配になるわけです。

気にし過ぎかな^^;

教室では生徒の動きや表情を見ながら授業をコントロールするわけで、ZOOMでも顔を見ながらの方がやりやすいですね。ただその辺隅っこに表示される生徒の表情をチェックしながら授業ができるかは練習が必要かも。

カメラ映像を右下じゃなく右上とかに表示できるんかなこれ…。ま、色々やってみます。

iPad ProとZOOMはめちゃめちゃ相性いい感じ

iPad proとZOOMはめちゃめちゃ相性いいのでは?という感想。いつも授業している感覚と変わらないですね。個別指導で手元のボードに板書して生徒に見せているような感覚。

こないだの創心館での授業で初の実戦投入したiPad Proですが、授業に動画作成、このオンライン授業にその他もろもろ…。もう活躍し過ぎで私にとっては正直PCよりもコスパは上ですね。早くもなくてはならない存在に。(ちなみに私が買ったのは250GBのモデルです。)

これがなかったら今回のオンライン授業は受けてなかったかな。

あと私と同じように授業で使用するなら容量は置いておいてもやはり12.9インチにすべきかなと。授業で板書するならデカいのは正義ですね。

あとアポーペンは必須です。

そういえばWordpressも5.0になってiPad Proでの更新が格段に楽になりましたね。これまでエディターが追従しなくて使えねーって思ってたら解決されてました。これでまた一つPCでないといけない理由が減りましたね^^;

となるとこのキーボードも必須と。

となるとまぁ圧倒的にその辺のPCより高くなるのでそりゃ使えないと意味ないんですがね。

あ、一応こないだ先にiPad Proを買った先輩の藤わら先生と話してたんですが画面にはるフィルムも重要です。

これ1枚で書き心地と画面の見え方が変わるかなと。後者は慣れの問題かなと思ったのですが後者はかなり違う。

ちなみに私が貼ったのはこちら。

表面がさらさらしていて書き心地はかなりいいかなと。他のフィルムが張っているものや何も貼っていない状態より滑り心地が紙に書いている感覚に近い気がします。

しかしこの辺もう少し抵抗が強い弾力ある感覚の方が良い方もいるかと思うのでその辺はお好みで。

あとは持ち運びのインナーバッグがあれば通勤がかなり楽になる。

神奈川へいくときに取り急ぎ必要となって↑を近所の電気屋で買いました。特に不満はないですが確実にアマゾンの方が安くて品数も多いですね。大後悔(-_-;)

にしても持ち運びが楽なんで最悪今これを書いているPCは職場にもっていってもう自宅にはPCいらんかなとも。子供用にそのうち買えばいいですね。

あ、ただZOOMをiPadで使うときはカメラの角度に気を付けないと、相手は私の鼻の穴をひたすら下から見上げながら授業を聞くことになるかもしれませんね(笑)

膝の上にiPadを置いて書くのが好きなんですがそれだと確実に面白いことになりそうです^^;

2つ目の気になる点:どこでやる?

てことでZOOMでオンライン授業をするにはWi-Fiが届けばどこでもできるっちゃできるんですが、教室がまだ使えない今、自宅でやるしかない。

我が家は書斎スペースが居間とつながったオープンスペースなので小さい子供がいる状況だとなかなか家でやるのが難しい。かといって外だとなおさらできないですね。

テレビ消せなんていったら子どもだけでなく嫁さんに殺されかねません。(大丈夫です。嫁さんは400字以上のブログは読みません)

この辺の問題がいま絶賛悩み中です。うまく家族と折り合いをつけないと行けませんね。

授業中に「トウチャーン」という声が聞こえてきたり灯油切れてファンヒーターが騒ぎ出したり家のチャイムが鳴りだしたり笑

集中できないと私ダメな人なんでなんとか良い環境をつくれないか考えてみます。

広がる可能性

それでも今回この指導を受けてみようと思ったのは相手の先生のお人柄というのも大きいのですが、それ以上にやはり今後のSOILで出来ることを広げるため。

今もTwitterのDMなんかに元生徒からの質問が来たりします。なんなら全く知らない人からも届きます(笑)

前者だけでも、もう少しなんとかしてあげられないものか。

テナントの場所の発表が遅れていますが、場所によってご期待いただいていたのに通えない生徒さんが出てくるのも間違いない。

そんな生徒さんに何かしらできないものか。

ちょっとそんな悩みを解決する手段になりはしないものか。完全オンラインはまだ考えていませんが遠方のため通塾は週末だけ。でも個別指導を受けたいような高校生とか。

そして例えば、台風などで休講になった場合でもこれならある程度対応可能。インフルエンザで体調はもう大丈夫だけど待期期間があって…という方を普段の授業にオンラインで参加させる…みたいなこともできそうですね。

ZOOMを用いたオンライン授業と、動画授業、StudyPlusでの学習管理を用いれば少なくともこれまでよりも”通っていただける”生徒さんの幅は広がるかなと。

これは生徒さんのためでもあるけれど自分のためにもなる。

一番大きいと思うのが、お仕事が忙しく教室へなかなか来るのが難しいような保護者さんとの面談。指定時間以外でもオンラインなら対応可能ですよみたいにすれば保護者さんにとっても私にとってもメリットしかないのかなと。

電話だけでは表情が見えないのとそもそも資料の提示が難しい。

LINEでのやり取りもいいですが、少ない文字数でのやり取りはうまく行かないことも。それにある意味全部LINEでとなると時間的に24時間拘束されることになりかねませんからね。

休みの日は仕事用のスマホは車の中に置いておくなんて先生にも出会いました。オンとオフの切り替えをしっかりしないとこれまで以上の泥沼になりかねません。

ただプラスに働く部分に関してはやはりこういったものを使わない手はないでしょう。

今流行りの働き方改革ですか(笑)

ちなみに今度のブログフェスの会議もZOOMになりましたね。なんかZOOMで会議という響きがかっこいい(笑)

時代はどんどん進化していて、たった一つのアイディアが社会を変える可能性を持っているわけです。やはり情報分野には夢が詰まっていますね。

しかしこの分野、それを実現する知識だけでなく、もしかしたらこういった視点の方が大切なのかもしれませんね。とても面白いです。

私たち提供される側がそんな便利な道具をいかに利用するか。それによりこういったサービスはさらに進化していくんでしょうね。

ということでちょっと頑張ってオンライン授業に挑戦してみたいと思います。またいずれ報告できるかと。お楽しみに!

今日はこのへんで。

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