どうも、そいる塾長です。
創心館へ帰ってきた
1年前、私がTwitterやブログをはじめ全国の先生方と交流させていただくようになってから最初の塾訪問先がこの創心館。安延先生からブログ記事の件でお電話いただいたのが2月。5月に初めて訪問させていただきました。
前のブログにも書いたのですが多分最初に見てはいけなかった塾なのかなと(笑)衝撃を受けたというか滅多打ちにされて帰りました。甲子園でコールド負けした敗戦投手のような気分。帰り道は「くっそ…」と何度もつぶやきながら帰宅したのでした。
間違いなくSOILの原点でありこの塾を見ていなかったらSOILをつくろうとすら思わなかったかなと思います。もちろんそれは自分も創心館のような塾をつくりたいということでなく(ちょっとそれはハードル高すぎる…)、塾に対して同じようなエネルギーをかけたいと思ったからですね。
そういうわけで創心館を訪れるのはこれが2回目。
今回は午後2時に教室へ到着。以前から熱望していた創心館の1日体験。ついに念願叶いました。そこから”12時間”にわたって創心館を堪能してまいりましたが本当にあっという間に時間が過ぎていました(笑)
教室に入ってすぐの壁一面にどーんとこの写真(ちょいとプライバイシーに配慮してぼかしてます)。夏合宿のやつ。反対側には「生きる力プロジェクト」の写真がドーン。これ見たらそりゃみんな参加したくなるでしょうね。だって私が行きたくなりましたから(笑)
創心館の「人を大切にする」という理念がもうこの入口付近から溢れています。
こちらは創心文庫。Twitterで「やられた…(T_T)」と思っていたのがこれ。やっぱいいですね。SOILでも真似したいなと。
この間の訪問からまだたった5ヶ月…。この間にも進化し続けているのが創心館のすごいところ。
創心館はとにかく講師陣が最強
今回は何より創心館の授業をばっちり見られるのを楽しみにしておりました。
なかなか他塾の授業って見られないですからね。
創心館のオープンスペース5ブースでの一斉授業。もちろん個別指導の授業も、自習生も同じ空間。もちろんあのとんでもなく広い贅沢な空間があって可能となるわけですが。
私は以前創心館を見てから教室は区切らないと心に決めていました。やはりその考えは間違いなかったなと。この迫力はすごかった。この授業スタイルが創心館の熱量を生んでいる一因ですね。
塾全体が勉強する空気感なんですよ。
自習スペースに関してもキッチリ仕切られている自習室と授業スペースと同じ空間にある自習スペースがあるのがいいんですよね。私自身の自習に対する考え方としても、一部の勉強の土台がしっかりしている高校生なんかを覗いては目の届くところでやらせたいんですよね。それはもちろん監視の意味もありますがやはりその勉強の土台をつくりたいから。だから授業スペースと隔てられていない自習スペースがあるのは理想です。
マイスペース付きの専用自習室に住んでいるような高校生、オープンスペースで勉強する中学生、先生のデスク前で勉強する生徒…。
うん、やっぱりいいですね、このスタイル。
そして何より全講師が常に教室すべてに目が届くのがおもしろい。お互いの授業を隣で常に見ているわけですね。だからこそ創心館は授業見学のしやすさ日本一でしょうね。一気に全部見られる(笑)
このオープンな雰囲気が教室の熱量を生んでいるんですよね。
上の写真は左から頭ひとつ抜き出ている吉村先生、共同代表の白数先生、同じく安延先生…、豪華ラインナップ。他にも住吉本校の校長小松先生はじめ多くの先生方の授業を拝見いたいました。近くのローソンでノートを買ってきてびっしりメモを取りながら見学させていただきました。もちろんその内容は秘密です(笑)家宝にしますよ。
創心館の授業風景をご覧になりたい人はぜひ下記ホームページトップ画面の動画を御覧ください。これかっこよすぎます。これも普段の授業に業者さん呼んで一発撮りだったとのことでホントこんな感じの授業でしたよ。
もはや先生方一人ひとりに私がどうのこうの言うレベルではないですから、ここで書くのは控えさせていただきますが、しかしせっかくですので、授業見学の前に白数先生からフィードバックを依頼されておりました先生お一人についてだけ、このブログで全世界に向けて公開フィードバック(処刑)をしておきましょう(笑)
なんでも創心館ではこの先生にのみパワハラが公認されているようですので部外者の私が書いても怒られないでしょう(笑)
さあ、震えてください、平野先生!
平野先生の授業【中1数学】
(あ、写真撮り忘れてる…)
平野先生は独特の空気感のある先生。見た目とキャラのパラドクスというあだ名で呼ばれています(呼ばれていません。)熱血ということは前々からわかっていましたが、でかい声でゴリ押しの先生とは正反対の人。天性のものかもしれませんが抑揚の付け方が非常にうまい。本当にテンポよく発問して生徒との応答がポンポンポンとリズミカルに進んでいきます。
なんせ私が授業に引き込まれてましたから。
そしてその発問ひとつひとつが私のツボ。常に一般化して生徒に理解させているとともに授業中にしっかり生徒の頭を動かしているなと。導入では比例の復習から入りましたが、比例とは何か?反比例とは何か?というところを式の丸暗記に終始することなくしっかりと生徒にしっかり理解させている。発問の内容はこれまでの授業内容の確認だったと思いますがそれを一つ一つ生徒が答えているのを聞いているだけで普段の授業の質の高さを感じました。
あとであれが下位クラスと聞いて驚いたのですが、生徒が授業にしっかり入り込んでいて集中しているんです。発問のタイミングが良いので生徒が受け身にならないで常に頭が動いている感じ。しかし下位クラスであのリズムの授業ができるというのは単に授業スキルとかいう問題ではなく普段からの仕込みがしっかりしてなければ不可能。本当に熱血ですね。
それにちゃんと10分に1回は生徒が笑っているんですよね。普段は人を数人は確実に殺めているような話し方や表情をしているくせにここぞというときにあのキラースマイル…反則です。
そりゃみんなイチコロですよ。生徒から愛されるのも当然です。
私が一気にファンになってしまいましたね。
…ということでですね、絶賛して終わるというまさかのフィードバックをしてしまい、おそらくそれが首脳陣の逆鱗に触れたのか後の「戦い」にて平野先生があんな目に…。もし私のせいだといたら…と思うと胸が締め付けられて笑いがとまらないのですが、これはお世辞でもなんでもなく本当にノートにそう書いていますので今回はご容赦くださいね^^;
役立たずで申し訳なかったです。
にしても創心館の先生はみなさん笑顔が素敵。生徒数が300人というあれだけの規模での熱血授業でもなおアットホームな雰囲気があるのは本当にすごいなと。
創心館の隅から隅まで
住之江教室へ
今回はご厚意で住之江教室にも行かせていただきました!
すでに近隣中学のトップ生も出しているとのこと。校長の越智先生は噂に違わずの熱血っぷり。「創心館魂を一番体現している男」というのをまざまざと見せつけられました。
しかし今回は残念ながら藤井先生の社会の神授業を見ることは出来ず(T_T)
これだけは心残り…3回目の訪問に期待です。
住吉本校2号館へ
写真が下手くそですみません。こちらは本校の2号館。高3国公立コースの英語の授業でした。マレーシアとマラリアの件は爆笑しました(笑)それはおいておいて高3のハイレベル授業。面白いことやっていましたね。(メモメモ)
そしてこちら。
学習サポートコースPRIM
創心館の学習サポートコース。この取組は以前から伺っており、このへんに力を入れているところもまさに「人を大切にする」の教育理念の体現だなと、とても気になっていたコースです。
今回は専用のお部屋を見せていただけただけでなく、このコース担当の垣内先生ともお話させていただきました。なんならめちゃめちゃお世話していただきました(ありがとうございました!)元スクールカウンセラーで臨床心理士の資格を持つ先生。そんな経歴と、とても物腰がやわらかな先生だったので創心館では異質な存在の方だなとばかり思っていました。
が…そう思ったのもつかの間、いやこの人やっぱり創心館の先生ですわ(笑)めっちゃ面白い方でした。同い年ですしもっとゆっくりお話聞きたかったなと。このPRIMのこの後の展開にも目が話せませんね。
ということでがっつり22時まで授業見学を堪能。もちろん授業以外の先生の動き、生徒さんたちの動きもたっぷり見ることが出来ました。最後はみなさん本当にヘトヘト。これが本来の塾の姿だよな~と。
生徒のみなさんには変なおっさんがにやにやしながらブツブツ言いながらウロウロしていて大変うっとおしかったかなと思います、申し訳ありませんm(_ _)m
そして何より授業見学させていただいた先生方本当にありがとうございました。
そして「戦い」へ
1回目の訪問時は終電で帰らなければいけなかったため途中で抜けた創心館の授業後の名物「戦い」
今回もありがたいことに席を設けていただきました。もちろん今回は妻には朝帰りの許可を撮ってきましたよ。
私はこの「戦い」がめっちゃ好きなんですよ。もちろん美味しいお酒と料理をごちそうになって(ごちそうさまでした!)そりゃそれだけで幸せなんですがそれ以上に途中からね、「私のことなんか忘れて」熱い熱い塾談義が始まるんです(笑)これがたまらなく好き。
この塾は強い、と思える時間。塾の会議ではこれは出てこないだろうなと。こんな時間を共有しているからこそ戦える集団が出来ているんだろうなと思います。私は部外者ですがあの場にいるだけで幸せですね。
丸テーブルのくだりなんかはたまらんかったなと(笑)ああいうの本当に大事やなと思います。
にしてもこの人達次の日朝から仕事ですよ…。それでも深夜まで生徒のことについて熱く語っているわけです。
前回感じた悔しさはこれです。塾長と同じ熱量を各講師が持っている。最強ですやん。
そして2軒目へ
ここからは秘密にしておこうか迷っていたのですが、書いちゃいますね。(まずかったら暇な時に削除しますんで関係者各位はおしらせくださいね!)
実はこの創心館には先ほど紹介した本校、2号館、住之江校以外にも…なんと夜11時以降にしか開かない秘密の隠れ家イタリアンのお店があるそうなのです。そして専属お抱えシェフまでそなえているんだとか。
それが知る人ぞ知る名店「トラットリアどうでしょう!」
(なおトラットリアへは目隠しをされ怖そうな黒服の方に連れて行かれたので場所はわかりません…)
深夜2時、結構最初の「戦い」で食べてたんですが、その噂のトラットリアでもめっちゃ食べちゃいました。もう別腹感(常連の垣内先生もだいぶ食べてましたが笑)
ちなみに上の写真の左が2日煮込んだスペアリブ。スパイスが効いてて究極の一品。このお汁だけでバケットがススムくん。
右は何素材にこだわっとるねん!レベルのカルパッチョ。これまた美味しいの(*´ω`*)
あと写真はありませんがオイルサーディン大盛りパスタね。これまためっちゃ美味しくてガンガン食べました。
いや…にしてもさ…こんなレベルのやつ普通でてくるおもわんやん?(笑)
いや、ほんと忙しい中スペアリブをこんなに煮込んでくれるマスターの愛を感じた夜でした。
マスター!めちゃめちゃうまかったです!ごちそうさまでした!m(_ _)m
最後に
ありがたいことにこの日の訪問中にこんなブログが上がっていました。
安延先生には本当に何から何までお世話になりっぱなし。必ずや出世払いせねばなりません(;_;)
そして白数先生はじめ創心館の皆様、お忙しいときにお邪魔してしまい申し訳ありませんでした。本当にありがとうございました!
あんまり褒めると「大袈裟やねん!」と叱られてしまいますので今回は控えめにしてこの辺にしておきます(^_^;)
それでもやっぱりこの塾が私は本当に好き。いちファンですね。今回もまたたくさんの発見とエネルギーをいただきました。
今回の貴重な経験という名のスパイスをSOILという鍋にぶち込んであのスペアリブの汁のように煮込んで煮込んで煮込みまくっていい味出していくつもりです。みなさんいつか味見しにきてくださいね!
今日はこのへんで。
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