体調管理は万全に!運をコントロールするという考え方

そいる塾長
そいる塾長

どうも、そいる塾長です。

 

受験生にとっても、塾講師にとっても体調管理は一つの能力のようなもの。とか言いながら見事に体調を崩してしまったので病床に臥せりながらブログを書いております^^;

 

クリスマスに娘が救急病院に。急に嘔吐と下痢がひどくなり焦りました。Twitterで呟いてしまい皆さんにご心配をおかけしましたがお陰様で無事回復しました。

が…、翌日息子が嘔吐。そして私のブログが長すぎて読めない嫁さんも嘔吐。

そしてついに昨夜私も遂に。家庭内パンデミックですね。

例年と違い今年は油断していましたね。苦しむ娘を抱きしめ「自分が変わってあげたい」と神様に願ったら見事に叶えてしまった感じです(-_-;)

塾をやっているとこの時期絶対に体調を崩すわけにはいけません。これまで何度か死にかけながら授業をしたことがありましたが何より生徒に迷惑をかけることになります。

これからはもっともっと気を付けていかないといけませんね。

ということで体調を崩して絶不調の私が言うのもなんですが今日は受験生の体調管理のお話です(笑)

体調管理は受験勉強の一つ

塾をやっているとこの時期非常に気になるのがインフルエンザ。

マスクを無料で配布し、消毒用のアルコールを設置。しかしどれだけ気を付けても防げないものは防げない。

塾という密閉空間にたくさんの人間が集うわけです。一番罹患しやすい場所ともいえるでしょう。

それまでどれだけ一生懸命勉強していても入試当日、または直前に全てが台無しになってしまう可能性すらあります。

実際高校入試当日に体調を崩し保健室で受験した子。振替受験になってしまった子もいます。

最悪だったのは入試の1週間前にインフルエンザを発症。入試当日には待期期間が明け、”無事”入試に挑んだ子。入試の1週間前にほとんど勉強できずなまりきった体と頭で入試に挑んだわけです。

これならいっそのこと振替受験になったほうがましだったなと思うほどに悲惨な結果に。

これにはメンタルの問題もあるのかなと。自分は直前に勉強できなかった。だから今日は力が出せないのではないかという不安がおかしくしてしまうことも十分あり得るわけです。

後から言っても仕方がないことですがその子は予防接種を受けていなかった。

確かに予防接種を受けていても防げないなど色々な意見はあります。しかしできることはすべてやったうえでのことならしょうがないにしても、そうでなければやはり後悔は付きまといます。

これは勉強でも体調管理でも同じですね。そんなの運だ、確率の問題だといっても幸運を手繰り寄せ、成功する確率を少しでも上げるために万全の準備をしたいですね。

 

入試のたびに熱を出す男

かくいう私。実は高校入試のとき40度近い高熱を出してしまいました^^;

滑り止めに受けた私立入試の日だったのですが朝から高熱が。仕方なく受験しに行きましたが1科目目の数学を解ききるも、2科目目の英語の長文問題に入るところで力尽き白紙に。最後の国語も漢字くらいは書いたかな。しかしほとんど寝て過ごしました。

一応合格はもらいましたが特進コースは不合格に。特進コースに落ちるのは当時通っていた塾で初の”快挙”だったそうです^^;

ちなみに翌日はもう一つの滑り止めだった関学の付属校の入試。

ちなみに私の高校入試の年は阪神大震災があった年。姫路から神戸までの電車は不通。兵庫県の北を回って大阪側から神戸に入りビルが倒壊している街を歩いて関学へ。

前の日の入試後病院で点滴を打って少しはましになっていたものの悲惨でした。こちらはなぜか合格できたんですがね^^;

そしてその4年後、浪人して迎えたセンター試験当日。自分では気が付かないんですよね。

熱があることに。

そんな可能性を全く考えていないからか、体のだるさは緊張から来るものかくらいに思っていましたが、結局最終の化学Ⅰのテストで力尽きました。結果、唯一現役時より点数が下がった科目でした。

家に帰って熱を測ると39度。

家を出る前に測らなくてよかったなと。熱があるとわかっていたら力を出せなかったかなと思います。

試験当日自分がいつも通りの状態ではないと思えば当然いつもの力を出せません。気のせいだと思った方が良いのかもしれませんね^^;

 

できることは全部やろう

例えば毎日マスクを着けて過ごす。手洗いうがい励行ぐらいは当たり前。

小学生なんかに多いのですが塾ではどれだけ言ってもいるんですよね…^^;

ゲホッ、ゲホッ!と咳をしているのでマスクをつけるように指導すると…

生徒
生徒

あ、大丈夫です。

とか言っちゃう子。マスクは苦しいとかなんとか…。

 

私が心配しているのは君の体調ではないのだよ

このように周囲に全く配慮がない子がいます。だからこそ受験生は自分の身は自分で守らないと。

受験生でなければまだ分からないんですよ。受験生に風邪をうつすことがどれほどの大罪であるかということが。

この辺は保護者さんにもしっかり周知しなければいけませんね。SOILでは塾規約にしっかりこの辺を入れておこうと思っています。マスク着用必須みたいな。

学級閉鎖で休みになったので自習に行ってもいいですか?

これもよく聞くセリフです。これから学級閉鎖が相次ぐでしょうね。

確かにあなたは元気だよ。でももしかしたら予備軍かもしれない。案の定昨年もこう言っていた生徒が数日後インフルエンザ委に罹患。そしてその担当講師が罹患。その席の近くの生徒が…という恐ろしい連鎖が始まりました。

さすがに塾の閉鎖も頭をよぎりました。

だから来るなら自分自身の体調以上に周りの仲間たちの体調に最大限の配慮を。自分が元気であってもそれは同じ。

そしてそれこそが自分の身は自分で守るということにつながると思います。

受験というのは勉強を頑張るだけでは勝てないこともたくさんある。

それを運と呼べばおしまいかもしれませんが、それでもその運を手繰り寄せるのは普段のそして不断の努力しかないのですよ。

 

初詣にはご注意ください

運と言えば神頼み…ですかね^^;

受験生の皆さんのなかには元旦の朝から合格祈願のために初詣という方も多いのでは?

あれ…個人的には正直言うとやめた方がいいと思っています^^;

私は京都の北野天満宮のすぐ近くに住んでいます。北野天満宮と言えば学問の神様である菅原道真が祀られています。先日訪問した神奈川の岩沢学院の生徒さんも修学旅行で訪れたとか。

生徒で菅原道真を知らないまま合格祈願に参拝に行くと日本三大怨霊のお話にかけて「呪われて落ちるぞ~」なんて言って脅すのが鉄板ネタになっております。

しかしこの北野天満宮をはじめ有名な神社の正月の三が日は本当に恐ろしい人出。

ギュウギュウ詰めで1時間以上列に並びやっと参拝できます。帰ってきたらもうヘトヘトです。

親御さんからすれば元旦ぐらい受験勉強の息抜きに連れて行ってあげようという優しさもあるかもしれませんがただ疲れるだけでなくここでウイルス的なものをもらってくる子が多いのですよ。

神頼み以上に体調管理は大切では?特に中受組の小学生と高3生。入試まで1~2週間のデリケートな時期です。

言ってくだされば代わりに参拝してきますよ(笑)

今年は前職の生徒だけでなく、尾方塾岩沢学院、そして今出講中の創心館の生徒の分までバッチリお祈りしないといけませんね。

私は年間何十回もお参りしている(子どもとの散歩コース)のでさぞかしご利益があることと思いますよ(笑)

保護者さんにおかれましては神頼みよりもとにかくお子さんの体調管理を気遣ってあげてくださいね。

 

今日はこのへんで。

 

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