どうも進学塾SOILの塾長です。
今日はSOILをどんな塾にしていくかというお話をしようと思ったんですが書いているうちにいろんなものが溢れ出てきてしまいましたので一旦編集して細かく分けて分散させていきます(笑)
ということで今日は教育理念(そんな大層なものじゃないな^_^;)についてと、集団授業についてのお話を。
SOILのターゲット層について考えていく
基本的な塾の形
なんかターゲットとか言うといやらしく聞こえるかもしれませんが、あくまで塾はビジネスとしてやっていくわけですからここをちゃんと考えておかないと潰れます。
それにこれは教育理念ともつながる大事なところですよね。
これは明確にしておきたいところ。
これは私の教育理念の土台。塾の根幹はシステムではなくあくまで人。だと思っとります。
でなければつまらないので他の仕事します(笑)
大手さんのようにきっちりシステム化された塾がダメとか言っているわけではありませんし、自塾もある程度システム化やコンテンツ化していきたいところはありますよ。
でも生徒さんや保護者さんにそこを評価されてもつまらんなと私的には思ってしまうんです。
人と接する仕事をする以上はあなたと「出会って良かった」と言ってもらいたい。ちょっと大げさですかね…。
感謝されたくてやっているわけではないんですが、それくらい思ってもらえるようなことができなかったら他塾でいいやんと。
お金を払ってもらってるんだから感謝までして貰う必要なんてないしそんなの求めないというお話をよく耳にするんですが、う~ん、たしかにそうなんですけど、でもそれって料金分はきっちりやりますってことですね。
いやそれが正しいのかもしれないんですけど、できればね料金以上を感じてほしいじゃないですか。
塾代ってほんとに高いんです。でも人によっても生涯年収変わっちゃうような投資になる場合もあるわけで…、いやそういうことじゃないな(^_^;)
とにかく、この塾に来てよかったっていうのは最低限思ってもらいたいのですよね。
「私じゃなくてもいいよね」って自分で思うくらいなら自分の塾は開かない。
だってそれじゃあつまらない。
その辺承認要求激しめです(笑)
でもそうなってくるともちろんこっちが熱を出さないとちゃんと動かないですし何も伝わらない。ま、これって結局一番しんどい塾の”システム”ですよね(^_^;)
でもそれが好きでやりたいから自分で塾を持つ覚悟をしたわけです。
ということで人が人を教えるという形でSOILは行きます。いや当たり前やんということなんですが…。人が人を動かすと言いますか…。どんなに映像授業やICTを用いるとしても、まずはこれが大前提。
形式は集団+個別の併設型
形態は前回の記事で書いたとおり集団+個別でいこうと考えています。
あくまでメインが集団で考えています。理想です。難しいのは承知のうえ。
でもあえて今の個別指導塾をやめてまで挑戦するのは、やはり集団形式でないとできないことってあると思うからです。個別をやっているとそれは毎日ひしひしと感じるところ。
今の塾を変えて…というのも考えましたがやはり自分の塾でないと今からやろうとするほどの熱量は生み出す自信がなかったというのが本音です。
なお個別なら集団でやることをすべてカバーできると思っていらっしゃる方は間違いなくド素人(笑)
これは集団授業の個別指導に対する優位性を訴えたいわけではなく、あくまで「集団授業でしかできないこと」があるというお話です。
まぁこの辺のお話はまたの機会に。
集団のターゲット
集団をメインとするとなると特にターゲットをしっかり設定していかなければいけません。
理想は高く、トップ校を目指す生徒専門の塾なんて開いても、実績もなにもない無名の塾にいったいどれほどの生徒を集められるでしょう?
指導力には自信があります。個別でも集団でも指導経験と実績はありますし。
しかしね、そんなに甘くないのがこの世界。
高い指導力だけで生徒が集まるなら苦労はしないわけです。
チラシをちゃんとまくとかブログで…とかって話ではなくてですよ。
もう一つ大切なことがあるんですよ。
これができるまでは生徒集めは本当に大変。
一度経験しているからわかるんです。
でもこれが創れたらあとはもうチラシなんていらない。宣伝広告費に資金を使わなくて良くなった個人塾は強い。
まぁ、その話はあとで取っておくとして、集団のターゲットをどこに置くかですね。
トップ層は最初から狙っても無駄だと思います。まず京都だとお馬さんのところとか、お馬さんにフルボッコにされた2つがあるのでね。それに大手だけでなく伝統ある個人塾には勝てない。
だって実績が違う。自分が親ならそうするもんね(笑)
だから”上位を狙う”中位層を鍛えて伸ばす。最初はそれしかないでしょう。じゃなきゃ塾やる意味なし。
できる子囲い込んでトップ校に合格させる。そりゃそんな塾もいいなとは思います。
でもそれを目標にするのはキャラが違いすぎる。
これは小学生も中学生も高校生も同じかなと。中学生は自前の小学生を育てたいし、高校生は自前の中学生を育てたいという思いがあります。
だから受験指導という意味においては、理想は最後の大学受験でしっかり結果を出すのが最終的な目標。
小中校一貫というやつですね。
やっぱ塾の醍醐味は伸ばしてその子の限界領域まで持っていくこと。
だから受験指導という意味での最初の目標は…
う~ん、なかなかに難しいハードルだと思いますがこういうのも書いとかないとね。
集団でやるなら精神論ばかり語っていないで明確な数値目標とか出していかないと。
別にそんな特進コースばかりをやっていこうと思っているわけではないんですがね。
それでもやはり生徒をグイグイ伸ばしていきたい。
もう個別だからという言い訳は通用しませんしね。
伸ばしていくのが面白いというのは今の個別でやっていることと大差ないです。
ですが今の個別では限界のところを、集団で突き破りたいという思いがあるんです。
もちろんこんなとっても控えめな(ん?控えめじゃない?笑)目標ですら正直簡単ではないというのが正直なところ。
中位層なら少しは来てくれるかもしれないという期待はあります。でも先程言ったのは「”上位を狙う”中位層」です。
来てくれる中位層の子たちが果たして上位を狙っているかどうかと言うと甚だ疑問です(^_^;)
トップ校なんて無理無理!みたいな子がたくさんいる。
もちろんそうなりたくないって子を引っ張り上げようとするのは違うと思いますよ。
でもね、無理だと諦めている子を伸ばしたいんですよ。
それがこの進学塾SOILのロゴにも書いている…
というキャッチフレーズなんですね。
SOILの教育理念について
できないと思いこんでいる子たちの心を塾の持つ熱で動かしたい。そう思って今の塾では毎日奮闘してきました。
塾なんてたかだか受験というものをお手伝いする場所に過ぎない(本音ではないですが)
だからこそ塾の仕事は、種をまいて、芽を出す段階までのお手伝いだと思うんです。
夢という名の太陽に向かって大輪の花を咲かせて光合成なんてし始めるのはもっと後。
そのときにちゃんと根を張っている場所がこのSOILであり、小中高という時代であり、その養分となるもののひとつが今はまだ何の役に立つのかすらわからない勉強というものになればなと。
勉強は何のためにするのかという話をし始めるとまた長くなるのでまた別の機会にするとして、でも、やっぱりこの土のなかってのは真っ暗で味気なくてつまらない場所だったりするわけです。
何より土の中では景色、つまり未来が見えないわけです。
だからこそ結局何も見ようとしないまま、芽をださないまま(休眠状態)になってしまう子が多いのですよね。
だからしっかり私達が自信という名の種をまき、進学塾SOILという場所で栄養をたっぷり与え、自分の力で芽を出してもらいたい。
そして今後の人生で台風が来たり日照りが続いてとしてもしっかりと根を張っておく場所としてSOILが心に残ってくれればこれ以上嬉しいことはない。
こんな思いからSOIL(土壌)という名の塾にしようと考えたわけです。
場所としてのSOILの力
そうやって自信の種が芽を出しぐんぐん成長していく場所にSOILがなったときに生まれるものがあると思うんですよ。それが…
これこそが最初に言った生徒を集めるためのもう一つの大切なこと。
この場力が高まってくる=熱気を帯びてくるとそこへ来た子どもたちはその熱量で動くようになる。つまり自然と芽が出る豊かなソイルになると言うわけです。
そしてそうなってくるともう集客のためのチラシはいらないと思います。
口コミだけでいける。人数が偏る学年とかにだけテコ入れすれば良いだけで宣伝広告費は必要なくなる。
ここまでいけるかどうかが鍵ですね。
で、これを創るのが言うまでもなく人。つまり私ですね。
やるしかないでしょう。がむしゃらに、熱く、熱く走っていきたいですね(この熱血キャラと塾名が相性悪いなーてのだけがいまのとこ心配。なんかせっかく出た芽をすべて焼き払ってしまいそうでしょう笑)
またブログではなく塾のサイトをちゃんとつくったらここで書いた教育理念をしっかりまとめたいと思っています。
ですが今のところはこれが私の決意表明ということでご容赦ください。
次回は個別部門について。
今日はこのへんで。
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