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【そいる塾長の種まき勉強法】大学入試国語の古文において古典常識を学ぶ方法

そいる塾長の種まき勉強法
そいる塾長
そいる塾長

どうも、そいる塾長です。

※今回も前ブログからのリサイクル記事ですm(_ _)m

質問箱から「古典常識をどうやって学べばよいか?」というご質問をいただきました!

 

古文が苦手だ~、嫌いだ~って方向けに書いております。

(ガチ勢は原典読み漁り給へ!)

古典常識は超重要

古典常識はとても重要です。大学入試で出題される古文は大半が物語文。

昨日も指導していて生徒に言ったばかり。

「歌論なんかが出たらラッキーと思え!」

歌論なんて評論文なんで論旨がつかめれば…ね?

もちろんこのあたり和歌の世界の常識が重要だったりするのですがね。

例えば「当意即妙」が和歌では称賛されるという古典常識が必要だったりするわけですが…。

そんな常識がひとつあれば清少納言の嫌な女っぷりまで理解できたりするわけで…

それにもちろんどんな文章であっても基本文法と基本単語の知識を用いてちゃんと訳せることが大前提ですが、しっかり現代評論文の対策なんてやってる子からしたら歌論はとても楽チンなわけです。

論理という筋(ストーリー)が見えるから。

でも物語はそういった推測が効かないことが当然多くなるわけで。

 

物語文が厄介なわけ

物語文はどうしても厄介。

出題されるのはなが~いお話のごく一部分だったりするわけで…。

一度某有名大学の出典が超絶下ネタで有名な作品で、出典名見たときはこれ大丈夫か!?

なんて思ったんですが、案の定出題されているのはなんの問題もない、というか物語に無関係な移動シーン…

(ちょっと期待したのに…笑)

みたいなことがよくあるわけです。

そうなってくるとどうしても知らない物語が出題されるとリード文や注釈からだけでは場面設定がわからず話の筋が見えなかったりする。

とくに現代人にとっては非論理的に思える流れがよく出てくるわけです。

「え?何?死んだ?え?え?なんで?ほんとに死んだ?死ぬとこか?なんでそれで死ぬの?」

みたいな(笑)

それは現代人が書かれていないところを現代人の常識というものを用いてつなごうとするから。

英語以上に文脈で訳すことが必要(個人的にそう思う)なのが古文。

主語は省略され、場面が変わったことすら教えてくれない。

でも、古典の世界の人ならそれが読めたのです。その時代の常識でつなげて読めるからですね。

古文常識が効いてくる

中にはいるんですよね。全訳読んでも話が理解できない人。

親切な問題集の訳文なら(ほとんどそうなんだけど…)、かな~り色々な部分を補いながら意訳しまくって現代人にわかるように書いてくれているのでさすがに訳を読んでも理解できない人はなかなかいないとは思いますが。

これは確実に古文常識がない人。例えば登場人物の行動から、その行動の意味や正しい心情を読み取ることができていないわけです。

例えば有名なところでいうと「垣間見る」

これ、古文常識ないとただの変態野郎ですから(笑)

でも古典常識がない人が読んだら当然「ちょ、おま、何やってるん・・・」ってなると思いますよ。

ってことで古典常識は登場人物の行動の意味を知るために超重要というわけです。

その時代、その行動は当たり前の行動なわけで、作者がわざわざ説明する必要なんてありません。

んでもって、入試の出題者が「これは古典常識っしょ」と判断すれば注釈にも載せない。

となると自分の古典常識の知識を用いてその行動の意味を考えて場面を理解し物語の内容をつないでいかなければいけません。

古典常識は入試問題を解く上で必須の知識といえるでしょう。

 

古文の世界観が理解できると古文が面白くなる!?

あまりこういうアドバイスは求められていないとは思うのですが、やはり古文常識を学ぶことで一気に古文の勉強が楽になる、というより楽しくなる可能性があると思います。

例えば日本史や世界史で、戦国時代や三国志から入っていく子って多いじゃないですか。

きっかけはゲームだったり漫画だったりするわけですが、あくまで勉強は勉強でしょ。

でも世界史では中国史が好きですみたいなことを言い始めたりするわけですよ。

極論で言うと、聖闘士星矢知ってるだけでもちょっとギリシャに興味湧いたりしますからね。

これなんでかって言うと、やはり

イメージが湧く

これに尽きると思うんですよね。

もちろんゲームや漫画は脚色されているのですがそれでも当時の慣習や思想といった目に見えないものから服装や髪型、建築物などを実際に目にすることでイメージが湧く。

だからこそ楽しくなると思うんですよ。

だから順番はどうであれ、古文常識を学ぶことで古典の世界観がわかるようになると一気に古文が面白くなるのではないかと思います。

だからこそ…

古典常識はどんな古文の勉強の導入時にやるべき

理想ではありますね…。

高1でわけもわからず動詞の活用とかやっちゃうから古文が面白くなくなるっていうね(^_^;)

古文なんて楽しくなければただの地獄。いや私が古文大好きとか言っているわけではありませんよ。どちらかと言えば…。(やめておこう。

でもね、やはり読む、もとい読めると面白いんですよ。

だからこそ生徒の皆さんには、物語文なんか読んでいて「なんでこいつ急に死んだの?」みたいに「?」だらけになって「よくわからん」から「つまらん」みたいになってほしくないのですよ。

死ぬのですよ。人間は恋をしてふられたら、頭から煙を出して死ぬのですよ。

ここで笑ってないで、感動して「あはれ」っていいながら涙してください!ぜひ!

 

オススメ参考書

とまぁ、古典常識の重要性について書いてきましたが、今回のご質問の内容はそれをどうやって学ぶかですね。

学校の古典の授業や、問題集の演習などでたくさん古文に当たって、しっかり解説を読めば自ずと古典常識は身につくでしょう。これが理想。

ですがそれでは穴があるかもしれないし、何よりこの夏これまで古文をサボってきていたことを後悔しているかわいそうな子もたくさんいるでしょう。

悠長なことは言ってられません。

そんな子が急ピッチで古典常識をマスターするのにオススメの参考書はこちら。

 

「源氏」でわかる古典常識―大学受験らくらくブック (新マンガゼミナール)
◆漫画である
◆ベースが源氏物語
◆あっという間に終わる

ということです。

漫画はかなり重要なポイント。ビジュアルで捉えてほしいということもあるし、なによりとっつきやすい。

ただでさえおもしろくない古文の勉強に少しばかりのやすらぎを与えてくれるかもしれません。

受験生は勉強の休憩時間にこういうのをやるといいのではなんて思います。

そして源氏物語は出題されると厄介。あらすじを知っているかどうかはかなり大きい。

ベースが源氏物語ってのはでかいですね。

もちろんこれでも良いとは思います。

あさきゆめみし

 

悪いことは言わん。高1か高2のときに読んどけ(笑)

お母様、高校の入学祝いにどうですか?(笑)

高3のこの時期にマンが読んでいる姿は見たくない…。

まあそれでも読んで損はないくらい古典におけるこの漫画の重要なポジション(笑)

私は読まずに受験し、実際入試が源氏物語だったので後悔したことこの上なしです。

この業界に入ってから存在を知ったのですが本当に誰か教えてくれていればと思いましたよ。

そんな私でも古文常識の重要性には早い段階で気づいていたので一応古典常識の参考書は買って使っていました。

それがこちら。

マドンナ古文常識217 パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)

体系だったもののほうが学びやすい人にはこちらなんかがオススメでしょうか。

今は他にも色々出ていると思いますので本屋さんにいって立ち読みしてから決めるのもありかなと。

 

あと番外編としてはこの辺も。

陰陽師 [DVD]

これも漫画があるんですけどね。でもまぁ映画ならサクッと2時間で終わりますし、これまた休憩に取り入れても良いのではないでしょうか。

もちろんビジュアルによる古典の世界観の醸成が目的です。

 

まとめ

ということで大学入試古文の古典常識について書いてみました。

受験勉強においてはそんなに大きなウェイトを占める部分ではなく、古典文法や語彙力強化など地道な勉強を差し置いてまでやるべきものではないのですが、実は大きなピースだったりすると思います。

私自身、間違いなく古典常識をある程度身につけたあと古典の世界観が理解できるようになり、一気に読解力があがったのは事実です。

あと結構リラックスして取り組める部分だったりします。

予備校の先生の授業だと、古典常識の話をしだすと寝てた生徒が急にしっかりノートを取り始めるなんて聞いたことがありますしね。

多分下ネタなんだろうな~とか自分の高校生時代を思い出したりしますが…(笑)

ということで古典常識をやらずに(全く知らずに)受験に挑むなど愚の骨頂。ぜひ取り組んでみてくださいね。

 

今日はこのへんで。

 

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