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【学習計画入門】中学生が計画的に勉強するために必要な2つのポイント

中学生の勉強法
そいる塾長
そいる塾長

どうも、そいる塾長です。

前のブログで書いた過去記事のリライトにはありますが計画的に勉強する方法について。計画というとプリントに書いて先生に見せるものくらいに思っている中学生が多すぎです。頑張るとかそういうことじゃなくて目標を明確にしそこまでの過程を可視化するプロセスをぜひ実践してほしい。高校入試の勉強も本格化する季節ですが、受験勉強を意味あるものとするために。

こんな質問を以前(だいぶ前ですが)いただきました。

簡単に言うと「計画的に勉強する方法」ということになるでしょうかね。

この質問者の方が、中学生なのか、高校生なのか、学習レベルはどれくらいなのか、はたまた受験生なのかそうでないのかもわかりません。

ということで今回は中学生に向けて


高校生編はまたそのうちに。


中学生の初めての学習計画作りに必要な2つのポイント♪

①科目間のプライオリティ(優先順位)

これはなかなか難しいですが、まず最初に考えるのは費用対効果です。費用と行ってもお金ではなく労力

例えば高校入試。

京都公立中期選抜では明らかに点数が取りやすい科目と取りにくい科目があります。

相当できる子でなければ、最も高得点(8割以上)が取りにくいのはどう考えても数学です。

しかし最も簡単に5割が取れるのも実は数学なんですよ。

これは基本問題と応用問題が均等配点という公立入試の特徴が影響しています。

ここから考えると、数学で半分も取れない生徒にとっては数学のプライオリティは高い

もちろん最低限の計算力はあるとかっていう条件はありますので、誰でも同じということではありませんが、が一定レベルを超えていれば暗記がいらない科目なので時間をそこまでかけずに点数が伸ばすことも可能です。

逆に数学で5割に到達している生徒からすれば、他の科目が8割を超えているとかでなければ、数学よりも他の科目をやったほうが合計点は少ない労力で伸びるということです。

また社会や理科などの暗記科目は、国語や長文メインでリスニング重視の英語に比べれば時間と労力をかければ確実に点数が伸びます。

最近神奈川の問題を見る機会があるのですが、圧倒的に京都は簡単。

となるともっとも長期計画でしっかり取り組むべき科目になります。

さらに理社は本番の調子に左右されないので安心感もある。だから苦手と言って逃げずに取り組むべきかと。英数国は緊張感で左右されやすい部分がどうしてもあるんでね。

 

では定期テストの場合はどうか。

もちろんまんべんなく勉強するのがベストです。

ですが、例えばあと10点上がれば4が5になる数学と、30点上げないと3が4にならない英語なら費用対効果では数学に時間を割くべきか…?

でも数学はそのために90点台にのせなければならず、いつも計算ミスで90台をのがしていると言ったような事情があれば話は別です。

勉強時間を多く割いてもミスが減らないのであれば、時間をかければ確実に点数が上がるであろう英語に時間を回すべきです。

こんなものは一例であって、自分にとって最大の効果が出るように割り振れば良いのです。

最大の効果を出すには、伸びしろのあるものにプライオリティをおく

ということになるんですが、ただし、定期テストで毎度毎度それをやってしまうと、後に入試で死にます。

ちゃんと全科目全力投球しましょうね。中学では穴は極力作らない。これ大事ですよ。

 

②学習計画の基本は5W1H

5W1Hはご存知ですか?
英語で習った疑問詞の頭文字ですね。
who  what  where  when  why  how
which と whoseはどこいった~?って言う人がいますが、今回はおいときましょう。
なおこの5W1Hは論理的に物事を考えるために必要な要素です。どうしてこれが学習計画でも必要になるのかというと、学習計画は学習目標を達成するために作成するものである、というそもそもの役割を考えて下さい。
目標と計画に論理的なつながりがなければ、そりゃ達成は不可能だということです。
学習計画は数学の証明問題のようなものです。仮定から結論を論理的に導かなければいけません。私がTwitterでつぶやいた2つの例を見ていきましょう。
(※と言ってますが、昔のアカウントで呟いたツイートなんで急遽昨日同じツイートをしました。所謂やらせです笑)

 

できない子の学習計画

これの何がいけないか。多分数学のテストが悪かったのでしょうね。ですが、数学の何ができなかったのでしょうか。

例えば先ほど書いたように京都の公立中期選抜の数学では、基本問題をしっかり取りきればそれだけで半分の20点は突破できます。

なのに、数学で10点代を叩き出す子って結局最初の計算問題で落としているんですよ。

にも関わらず入試問題集で複雑な図形問題か何かを質問に来るわけです。

いや、お前さん、そこじゃないだろと。

これは間違いなく分析ができていないのです。だから何が問題なのかわからずリアクションがおかしくなるんです。

その最たる例が精神論と学習時間でなんとかしようとする「気合だ、気合だ、気合だ~」となります。

勉強で大切なのは時間ではないのですよ。

 

できる子の学習計画

ではこちらのできる子はどうでしょう。

  • 目的(why)「合格点に乗せる」
  • ターゲット(what)⇒「数学は規則性と確率の問題を応用レベルでも対応できるように」
  • 期限(when)⇒「5日後の模試」
  • 方法(how)⇒「入試問題集を今日から一日4ページずつ解いて苦手な問題パターンを分析・攻略」

となります。

今回の学習計画の最終目標である志望校合格。そのために必要な合格点をとる(長期計画)というスモールステップ(短期計画)としての数学の点数アップ。これが目的(why)

そしてそれを成すために必要な今やるべきことの具体化がターゲット(what)

ここでは「数学の点数を伸ばす」みたいな抽象的な目標とターゲットではなく。より具体的に決定しましょう。例えば数学を伸ばすために自分が今伸ばすべきはどの単元なのか。攻略しやすい単元は何なのか。をしっかり考えましょう。いつも正解できている一次関数をいくらやっても点数が伸びる可能性はより小さくなります。

例えば京都公立入試では確率と規則性は合計最大で8点分くらいしか配点がない。となると…あ、ダメですね(笑)要はちゃんと何ができるようになれば何点上がるのか。そして何点になれば合格可能で、安定で、確実か、という具体的な数値目標を持つと明確です。

そして計画の実行プロセスの成果チェックが必ず必要です。それが期限(when)。模試でなくとも過去問演習でもいいしできる限り本番に近い環境で成果チェックする。本番までに合格点に乗せるという目的のための経過観察ですね。

期限に関しても「入試までに」のようなざっくりした期限を設けるのではなく、細かくスモールステップの成果チェックをしましょう。でなければ気付いた時には何にもできていないということに気づくだけ…ということになりかねません^^;

ここでこれまでのプロセスに問題がないか確認する。確率や規則性の問題は果たして解けたのか?点数は予定通り伸びたのか?もしも結果が思い通りに出なかったなら何が問題なのか?ということです。

そこでまず見直すべきが方法(how)ですね。ここを単に時間や分量で設定しないこと!

確かに時間や分量は計画を立てるうえで大切です。しかしこれらはこの5W1Hを考えて逆算すべきもの。勉強時間がさも目的のような計画は最も無駄な計画と言えるでしょう。

 

おや、「who」「where」はどこいった?

「where」は自習室か図書館かということではありません(笑)上では「how」でまとめてしまいましたが、「入試問題集」というのがこの子にとっての「where」としましょう。

大切なのは、この「入試問題集」が志望校や次回の模試の応用レベル(目標としているレベル)まで対応しているテキストかどうか、言い換えればこの生徒が勉強を頑張る場としてふさわしいかが重要です。

問題を解く場所であるテキストは非常に重要ですね。

他塾から移ってきた中学生はよく「なんでこんなテキスト使っているんだ?」ってのがあります。あと、高校で配布されるテキスト。「まじか!?」って感じのテキスト使わされてますね。

少なくとも生徒個人のことは考えていない。最悪なのは先生が好きっていう理由。こういうテキストは生徒が勉強する「場所」にふさわしくないんですよ。

こういう時はもったいないですがすぐに捨てましょう。

あと使い方も色々書きたいことはあるんですがまたそれは今度。

だけど、そんなの自分ではわからないですよね。そうです、学習計画自体正しいのかどうか分からない。

そんな時は誰かに助けてもらわなければいけない。もちろん1人で勉強していてテキストや参考書をどれだけ読んでも理解できない場合も助けが必要です。逆に自分の力だけでやりきる場合もあるでしょう。

これが「who」です。自分でやるのか。塾で授業を受けるのか。YouTubeで動画を探してもいいでしょう。参考書を使うのも手です。

とりあえず、まずは自分でやってみましょう。「who」は出来なければ考えればいいのです。

これで学習計画における5W1Hの完成です。後半ちょっと無理やりですね(笑)これはまぁ大げさな例ですのでこんな感じでいろいろちゃんと考えてみようってことで読んでいただければ。

とりあえず勉強ができない方は、自分が出来ない原因から何をどうやれば得点が上がるかくらいはせめて考える力を身につけましょう。それをわかりやすくしてくれるのが学習計画ではないかと。

ただ頑張るではダメなんです。問題を解くとき以上にまずはこういうところに頭を使いましょう。これも「考える力」であり「学ぶ力」。

受験で身に着けてもらいたいのは変な裏技みたいな公式ではなくこういうものです。

 

定期テストでも同じです。

一度定期テストの勉強を始める前に前回のテストを見直してみましょう。詳しくはこちらで。

上の記事で書いたようにこの学習計画はPDCAの核になります。

なんでその科目はそんな点数になったのか。それを考えずに毎回同じ勉強をしていませんか。

そのノートまとめで前回何点がとれたの?とれなかったのになぜまたやるの?

勉強時間を増やすのも良いですが、他の科目の時間は減っているなんてことはないですか?

塾で授業を受けるのは良いですが、何を学びたいんですか?

そういった頑張る(正しくは頑張っているつもり)という手段と、点数を上げるという目的がずれてしまっているからいっこうに目的が達成されないということをしっかり認識しましょう。

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最後に

今回は学習計画ということで書きましたがこれは勉強法とも通じるところです。

中学生のみんさんはこちらのシリーズもぜひご覧くださいね。

計画をたてても勉強法が間違っていれば出来るはずがありませんからね。

あと、計画はあくまで計画目的達成の手段です。大事なのは目的が達成されたかどうか。

だからこそ、毎回計画をしっかり立てておかなければ、いざ失敗したときにその原因がどこにあるかわからなくなります。

計画は上手く行かなかったときにも役立つんです。

計画どおり進まなくても問題ありません。計画通りでないということがわかれば、その都度見直せば良いのです。

勉強はそう簡単には、あなたたちの思い通りには進んでくれません。

だから常に「できているかな?」「何が原因かな?」って感じで見直しをする。

これを忘れなければ下手な計画でも段々と立派な計画になっていきます。

勉強だけでなく将来ビジネスや色々な場面でも重要となることなので是非計画を立てる能力を身に着けましょう。

あと、長期計画も大切ですが、一日一日今日は何を勉強するのか。もちろん5W1Hをしっかり考えてから勉強する癖をつけて下さい。

一日の終りに必ずその成果をチェックするのです。成果を確認しない計画ほど無駄なもんはありません。成果とのズレこそがあなたの成長の可能性が隠されていると考えましょう。

これが誰にでもできる最も簡単な学習計画の練習ではないでしょうか。

SOILでは自立学習する力を身に着けてもらうため最初にきっちりこの辺を仕込むつもりです。やらされるのではなく、気合入れなくてもこういう学習計画が自然と考えられるレベルまで。

勉強以上に最初力を入れますよ。

では、高校生編もまたどこかで書いてみたいと思います。

 

今日はこのへんで。

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