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進学塾ソイルができるまで(16)「もしもSOILがサッカークラブだったなら」

進学塾soilができるまで
そいる塾長
そいる塾長

どうも、そいる塾長です。

将来サッカークラブをつくりたいなんて願望はあるんですが、別にそういう内容ではありません(笑)

婉曲的な書き方をしたいわけではないのですが、今日はちょっと塾をサッカークラブに置き換えて色々考えてみようかと思います。

 

あなたならどっちのチーム?

 

ここに2つのチームがあります。

①監督がしっかりトレーニングや戦術を立て指示を出すチーム。

②「自分たちで考えてやれ」が口癖で試合中は見ているだけの監督率いるチーム。

あなたならどっちのチームに入りたいですか?

これ大人だと結構意見が分かれると思うんですよね。

ちなみに今流行りのブラックかホワイトかというお話ではありません。どちらも練習量とかは同じです。

子どもからすればどっちなんでしょうね。Jリーグチーム名のブランド力とかがなかったら、やはり①のチームに入りたいんじゃないかなと。実際①は全国大会の優勝チームです。子供にとっては憧れ。

それに②の監督は「何も指導してくれない」なんて思ってしまうんじゃないでしょうか。特に子どもを預けている保護者さんは。

 

とあるサッカーの試合にて

これはその昔、実際に①と②みたいな少年(小学生)サッカーチーム同士の試合を観戦した塾の先生からうかがった話なんですが、なるほどね…と思うことがありまして。

 

※もう何年も前に聞いた話なのでもしかすると私の記憶が改変されているかもしれません。事実とは違っているところがあるかもしれませんがその辺は居酒屋で聞くおっさんの話くらいに思ってご容赦ください。

①の方は全国大会の常連で、実際に何度も優勝しているチーム。

②は某Jリーグのユースチーム。

 

結構大事な大会の試合だったそうですが、結果はの圧勝だったそうです。

で、①の子どもたちも、応援に来ていた保護者も「○○○○(Jリーグのチーム名)も大したことないな!」なんて言いながら大喜び。

でもその塾の先生が見ているところはちょっと違っていた。

①のチームは監督の完全管理型。戦術がしっかり仕込まれていて試合中もずっと指示を出している。前半何度もプレーに対して注意されていた選手はハーフタイムで交代。だけど強い。全員が組織として守って組織として攻める。パス回しでボールをしっかり保持したり、カウンターとなると手数をかけずに最短ルートでボールをゴール前に運ぶ。守備では敵のカウンターにもしっかり対応するし、相手のスター選手にはしっかりマークをつけて対応。もはや小学生のレベルではないほど洗練されていたとのこと。

一方、②のチームの監督は試合中、指示を出さない。唯一選手に声をかけていたのが、DFの選手。日本代表で言うと吉田麻也選手のポジション。

その選手に「ポジショニングそこでいいの?」ただこれだけ。

言われた選手は監督の顔を見ながら前に行ったり後ろに行ったり…そうこうしているうちに点をとられてしまう。そしたら監督がその選手に「な?」と言って笑っていたと。

その後もその選手は腑に落ちない様子で監督の方をチラチラ気にしながらのプレー。でも監督は何も指示は出さない。そうこうしている間にもう一点とられてしまう。もちろんその子のポジショニングが原因で。結局、最後まで監督は何も指示をだそうとはしなかったそうです。

 

 

目的の所在

ちなみにこの試合で完敗した②のチーム。これまでに日本代表のエース級をたくさん輩出しているJリーグのユースチームです。

②のチームの監督がやっているのはいわゆる「コーチング」という手法ですかね。

ユースチームの「目的」はいかにトップチームに優れた選手を送り込むか。

だからこそ、このような年代にはこうやって自分で考えさせるようにしているそうです。

そして一部の優れた才能を組織のために潰さないようにする。だから組織での戦術を重視せず、個人技万歳なところがあって、こういう組織だったチームには弱いそう。

もちろんユースチームの選手も試合に勝ちたいだろうし優勝もしたいでしょう。

ですがチームとしてそこに目的をおいていない。少なくとも監督は。

 

一方で①のチームからは残念ながらいまだJリーガーは輩出されていないそうです。

優勝が目的のクラブチームと、選手の育成が目的のユースチームとでも言いましょうか。

となるとこの試合の意味が違う。優勝候補であり、全国でも小学生トップレベルの組織だったサッカーをするチームとのガチンコの試合。こんなのはめったにない機会。

しかし勝つことが目的ではないからこそ、勝たせるための最適解を与えるのではなく、自分で経験させて考えさせることができたというわけです。

もちろん①のチームが選手の育成を無視しているとは言いませんし、「勝利」や「優勝」という明確な目標に向かって努力をし、そうすることでしか得られない何かを享受している可能性はあります。

私はどちらかを否定しているわけではないのです。わかりやすく色分けしましたけどもちろんそれは濃淡の問題であって、両チームがどちらかに振り切れているわけではないでしょう。

確かに小学生のチームであるならば、指導者が「勝利」や「優勝」を目的として指導するのはちょっと違うなとは思います。

勝利を目標にするのは、あくまで子どもたち自身であって指導者ではないかなと。

指導者が子どもたちに勝たせてあげたい、優勝を経験させてあげたいもちろんあっていいと思います。ダメなのはそうではなくてうちのチームは優勝しなければいけない的なやつね。

勝利とか優勝という明確な目標があったほうが頑張りやすいし、何よりそういう成功体験は子どもたちを伸ばす。それは間違いない。でもこの世代の子どもたちが「得るもの」ってそれじゃない。必要なのは「副産物」のほうだと思うんです。だってそれがゴールじゃないから。

もちろんどんなチームでも運営していく上で「結果」は出さないといけない。でも指導者からしたらこの結果こそ「副産物」でないといけないのかもしれないなと。決してそこを「目的」にしてはいけないのではないかなと。

しかし同時にコーチングという手法が万能ではないことも理解しています。このユースチームの全員がトップチームに上がれるわけではない。つまりある一定レベルの選手でないと、つまり自分で考えられるだけの下地がないとできないこともあると思うのです。

でなければ、監督のいないチームこそが至高ということになります。

この②のユースチームの監督は何もせずに見ているだけの監督ではないのです。考えるきっかけを与えたり、その方法を提示しているのかもしれない。

それを示すように、試合中の選手のポジショニングを見て即座に失点につながる可能性を読み、それを選手に「そこでええの?」と問いかけることできっかけを与えている。

ここで選手が頭を動かしていたならば次の失点シーンでこの選手は伸びるわけです。ですがもしこの選手が頭を動かしていなかったら、もしくはそもそもそれを考える下地のないサッカーど素人だったらこの失点はただの失点で、この試合はただのボロ負けした試合で終わっていたのだろうなと。

 

 

息子(5歳)がサッカーしたいな~なんて言うもんで、こんなことをぼんやり考えておりました。

塾にも通じるなと。あくまで話したかったのは塾でのお話です。塾に置き換えてお読みいただけたなら幸いです。

子供の成長と将来を見越した指導と、結果を出す指導の両立。どっちも大事と言ってしまえば済む話ですがなかなか難しいところ。この辺しっかり自分も考えていかないといけませんね。

 

今日はこのへんで。

 

 

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