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「新高1の勉強作法」たとえば英語(後編2:「コミュ英=長文読解」のお作法)

高校の勉強法
そいる塾長
そいる塾長

どうも、そいる塾長です。

本日も新高1生のための勉強のお作法について。長くなってしまった英語。これで完結。今回は後編2ということで「コミュ英=長文読解」のお作法について書いてみたいと思います。特に「構造分析」のところが重要なので長いですが頑張って読んでくださいね。
前編はこちら
https://soil19.com/english-manner1
後編①はこちら。
https://soil19.com/english-manner2

コミュニケーション英語対策

こちらは教科書の英文を読んでいくいわゆるリーディング系。

前回も書いたように中学英単語に難がある方は地獄の授業です。毎回しっかり予習して電子辞書を駆使して抜けている単語の穴を埋めましょう。高校では誰も中学英単語になんてかまってくれません。まずは何よりも単語優先。こんなもんをテスト前にやっていたら新出単語をおぼえる時間はまずないです。

今回のお話は最低限それくらいできるレベルだとして、高校生としての勉強作法について書いていきます。

このコミュ英は学校の先生から予習をするよう強く言われる科目だと思います。私としても全科目の中で一番予習をすると効果がある科目ではないかと思っています。

ただし不毛な予習は避けたい。だって恋したいじゃない。そんな時間ないじゃない?(ちなみに私は全くしてませんでしたがそのせいで英語が苦手になったのかもです^^;)

ということで私のおすすめ勉強法。

ただしここからは最終的に難関大学に合格するようなしっかりした力をつけたい方向けの勉強法。定期テストでとにかく高得点をとって評定を、ということならば丸暗記一夜漬けでできる人はそうしておいて結構。英語力は一切つかないと思いますけどね。それは英語ではなく暗記力大会ですから^^;

ということでしっかりリーディングスキルを身につけたい方はまず、予習は大切ですが授業中にできることはしない。この原則を元に、最低限一番やってほしいのは、教科書本文の和訳です。とにかく和訳。「精読」という練習ですね。

しかし正直これは時間がかかる。だから最低限さくっと読んで訳せないなと思うところだけチェックを付けておくだけでもいい。

辞書を使ってしっかりと単語の持つイメージ(語義)や品詞、意味を理解するのは授業が終わってから復習する時でも良い。(テスト前だと勉強時間足りなくなるので注意)

ただし新出単語以外に知らない単語がある場合、それは中学英単語である可能性が高いのでそれだけは予習で調べておくべき。それを分からないと教科書が設定している前提と違ってしまい、もはや何も分からなくなる危険が…。

ただ、どんな単語でも、残念なことに「答」を埋めるために辞書を使う人がいます。とにかく和訳を作りたいから辞書を引く。先生に指示された予習形式を守るために辞書を引く。これって勉強が苦手な中学生が教科書を横に置き、社会や理科のワークの解答をうめる「作業」と同じです。

写しているだけの勉強では力は付きません。

以前書いた間違った勉強法を参考にして下さい。辞書がその場しのぎの道具となってはいけません。それは電子辞書でも当然同じ。辞書はあくまで未知なる単語をしっかり理解するためのものです。意味だけぱっと見てパタンと閉じてしまうなら辞書をひく時間がもったいないので解答を見たほうが速い。

でもそれでは本当の語彙力にはなりません。それではコミュニケーション英語の予習が「作業」になってしまいます。いくら辞書で調べて意味をノートに写しても自分の頭に入らなければ意味がない。もちろんその場ですぐ暗記しきれるわけではないので一旦ノートに写すならOK。

しかしめんどくさいから辞書をしっかり読まず、適当な意味を一つ写すくらいなら教科書ガイドを変えば良い。

こういうのが売ってます。新出単語の意味くらいしっかり書いてある。「いいもの見っけ!」とおもったそこの君。残念ながらこのシリーズは全訳が載っていないことが多い。

「これあるから予習しなくてもいーや」は、「授業聞かなくてもいーや」に繋がりかねないので、ご利用は計画的に。値段バカ高いしあまり勧めないです(笑)

大事なのは意味を調べて“穴”を埋めることではない。そうすることで得られる“知識”が重要。そこを勘違いして手段を目的にしないようにしましょう。

同じく「先生が言う形式を守ってノートを作り授業に行く。」のもダメ。

それが予習の目的ではありません。高校生になった皆さんはもう中学校のように無駄なノートまとめだったり、自主勉強ノートを格好だけ完成させて評定を稼ぐ必要はありません。すべての勉強を自分の理解のためだけに集中させて下さい。

もちろん授業を聞いて先生が教えてくれた訳を暗記するのが勉強ではありません。

そういう意味で初見の英文をどこまで読み込めるか、そして自分に足りないものがなにかを探し、授業を受ける目的を生み出す予習をして下さい。もしやるならね(笑)

そして、とにかく自力で和訳する時は、単語だけでなく、英文法のところでお話した文構造を取る練習をしましょう。これが精読の基本です。

構造分析

これを構造分析と呼んでいますが、簡単に言うと、英文の語句やその塊が文においてどのような役割を示しているかを記号で書き表していく作業です。

やり方はこんな感じ。これは私のやり方であって記号に決まりはありません。

もちろんこの構造分析では形式ではなくなんのためにやっているかに意識を持って下さいね。

記号をつけるのが目的ではないですよ。こんなものつけても1点にもなりません。あくまで分構造をおさえて訳すことが大切です。

  • 下線を引いてSをマーク:文の主語。
  • 下線を引いてV:文の述語動詞。
  • 下線を引いてC:文の主格補語、目的格補語。
  • 下線を引いてO1:文の間接目的語。
  • 下線を引いてO2:直接目的語。※ that節など、目的語(名詞節)が長くなる場合は、カッコ【  】でくくって、Oとマークする。
    複数同じ要素がある場合:S1、S2、S3などのように番号を振る
  • S’:従属節(that節、if節、関係代名詞節など)のなかの主語。
    ※述語動詞などについても同様。
  • 従属節のなかに従属節がある場合は、S”、V”などとする。
  • (v):準動詞(不定詞、動名詞、分詞)。
    * ( ) で書いたが、本当は○の中に小文字のvとする。
    * 準動詞の目的語などは (o) というようになる。
    * 準動詞の意味上の主語は (s)。
  • ( ):形容詞、形容詞句。修飾している語句に矢印で修飾-被修飾関係を明示。
    ※the big dog in the gardenが主語のとき、big、in the gardenが形容詞、形容詞句だが、bigをわざわざカッコでくくるのは面倒なので、dogまで下線を引いてSをマークし、in the gardenを ( ) でくくって、始めのカッコからdogに向かって矢印を引く。
  • < >:副詞、副詞句。修飾している語句に矢印で修飾-被修飾関係を明示。
    ※副詞句なので 修飾語としてMとマーク〔 〕:従属節。
    ※名詞節(that節など)の場合は、S、O、Cに相当するので、始めのカッコのところにそれを明示的にマークする。
    ※副詞節(because節など)の場合は、始めのカッコのところにM。
    ※ 形容詞節(関係詞節など)の場合は、修飾している語句に矢印で修飾-被修飾関係を明示。

教室ではもう少しわかりやくまとめたプリントを用意してますので生徒各位はそちらを参考にしてください。

ただ注意してほしいのはこの話すると模試の本番で全文に構造分析の記号書いたり、どんな記号使ったらいいかわからなくなってパニックになりました的なおバカちゃんがでてきます。

私自身ここまでちゃんとやりません(笑)

ちなみにレベル別英語長文なんかは英文に全てこの構造分析がなされているので、冒頭にこの記号ルールがまとめてあります。そういったものを参考にしても良いですし、ネットで検索しても出てきます。

もう一度言います。手段と目的を間違えないで下さい。

あくまで構造分析の目的は、文構造をしっかり取ってから訳出するという文法的な視点の確保。簡単に言えば単語の意味つないで適当なをつくんな!ということ。

だから記号なんてほんと適当で良い。大切なのは英文を見て、目的語と補語、形容詞節と副詞節などを明確に見分けることが出来ているか、もっと言えば見分けようとしているかです。だから慣れてくればこんなもんする必要はない。

最初は意識するため全文にやっても良いですが、慣れてくればパッと訳せない複雑な文にだけ施すようにすればよいです。あと学校の先生が別の記号を使ったりする場合はそれに合わせたほうが良い。授業のときに板書が見やすくなるので。

こうして構造分析をしてしっかり訳す練習が予習の基本。

そして授業を踏まえてしっかり自分が理解していない部分を修正して全訳を理解したら後やらないといけないのは音読。

音読の重要性

音読に効果はあるのか?

やはり言語なので音読することで得られることは多いと思います。暗記するという意味でも。

しかし、私が音読してほしい最大の理由はこれ。

音読しながら英文の意味を取る練習をすることで、返り読みを防ぎ、さらに英文の内容を英語のままイメージ化することができるようになる。

単語をみていちいち日本語になおす。文章をよんでいちいち日本語になおしてその意味をとる。

それではスピードが遅すぎます。これを防ぐのが音読ということです。

黙読しているとどうしても頭の中で日本語化してしまいがち。しかし音読すれば止まったり変わったりすることは出来ませんし、英語を読んでそのまま意味がイメージ化出来なければ、読むスピードに理解するスピードがついていけなくなります。

最初、初見の文章を音読すると全く内容がとれないと思います。しかし一度精読した教科書の文章を復習とテスト勉強を兼ねて毎日10分で終わるので音読してみましょう。内容は先に頭にはいっているので内容は取りやすいので練習しやすいです。もちろんリスニングの練習や自分のスピーキング練習を兼ねて音声(CDってもらってません?ないならCDつき教科書ガイド買わないけませんが)を聞いてから音読するといいでしょう。

リスニングのときはシャドーイングを…うん、ちょっとハードル上げ過ぎか。とりあえず音読してみ。下手くそでもいいからとにかく読んで内容をとる。ひたすらそれを繰り返す。実践してみて下さい。定期テストの点数も上がりますし、何より模試の長文読解問題で爆発的な力を後に発揮するんで。

精読⇒速読のながれが大切です。精読をやらずに速読をやるとそれは適当に読んでるだけでいっこうに正確な読みはできません。それはただ単語の意味をつなぎ合わせているだけ。

まずはしっかり構造分析し、それを踏まえた上で音読しながら意味をとる練習をしていくうちに構造分析などしなくても文構造がとれるようないなってきます。国公立2次試験のように勝負どころの難解な英文は立ち止まって構造分析すれば良い。ですがセンターレベルの英文をいちいち構造分析している訳にはいかない。

だからこそ構造分析をしなくても構造分析をしたように正確に意味が取れるようになってほしいのです。大事なのは構造分析をすっ飛ばすのではなく構造分析を頭の中で超高速でする感覚。意識しなくても構造をしっかり考えながら高速で日本語化せずに前から内容を取っていくという作業です。

要はここで書いているのは大学入試の長文読解の基礎。これを高校1年から教科書でも意識してやって欲しいということです。

最後に長々と書いてきたのですが、・・・・・・私、予習復習したことありません。だって~、部活長忙しかったし~、彼女とデートもしなくちゃいけなかったし~、学校帰りの友人とのお付き合いとかもあるし~♪的な感じでダメ人間でしたので完全に勉強は一度詰みました。

何度も書いていますが、そのせいで最初の定期テストで354位/360人になってしまったわけですね。

ホントは忙しかったわけではありません。こんなのは言い訳です。私の友人は全く同じ生活して校内トップ10でしたから。え…?それは才能の差…?才能は関係ない。

だって最後は私のが上だったからね( ✌︎’ω’)✌︎

追い込まれてから努力で挽回しただけです。才能あふれる友人よりもね。

ですから、今回の新高1の勉強作法はハッキリ言って私の実体験に基づくことではありません。

しかしこれだけは言いたい。今回お話した内容は、すべて私が心を入れ替えて受験勉強に向かう際に習得した勉強作法を上手く学校のカリキュラムの学び方、予習復習方法に置き換えたものです。

つまりこれらは学校の成績を良くするためのものでなく、実力を強化するための方法です。定期テストにだけ対応可能な付け焼き刃的な知識ではなく、入試にしっかり対応できる力を身につける方法。

新高1の皆さんは今なら私のように2年3年で苦しむことなく、1年からしっかり学んでいくチャンスがあります。この時間を大切に、そして正しい勉強作法で学んでいくことで、今はまだ夢のような難関大学へ進むことができると思います。

なおこの辺のマナーがなっとらん高3生が入会すると、まずはこの作法から教えることになります。

当然それまでは作法など無視した適当な勉強法で取り組んできただけあってな~んにも力になっていないのです。0です。

貴重な青春の時を無駄にしてはいけません。ぜひ今からしっかり正しい勉強作法を意識して取り組んで下さい。そして学校の授業を無駄にせず、しっかり授業時間を自分の勉強のために役立てて下さい。言われたことをやるのではなく、自分が必要とするものを見つけて取り組んで下さい。

3年時にこのブログが印刷されたプリントを叩きつけられないように。え?みんな途中から頑張ったらできるでしょ?じゃあ1年生は遊んでもいけるんじゃ?・・・・・・貴様!今自分が立っとるスタート地点がどこかはみえてるよな?私は偏差値71の高校の落ちこぼれ。 ビリギャルは偏差値66高校の落ちこぼれ。で、貴様はどこのおちこぼれになるつもりだ?なんてね(^◇^;)

高校入学でチャラになったと思ってないかということ。中途半端な私立に入学してすんごい授業をこれから受けるから人生大逆転、らくしょーとか思ってねーか?

ないよ。

・・・・・・逆転するなら努力あるのみ。

1年時から正しい方法で勉強して一瞬も無駄にせず真剣に取り組みましょう。それしか下剋上する方法はありません。でなければ差はどんどん開いていきますよ。

もうすでに春休みの時点で開いてますからね。合格発表前に塾を探す方がこんなに多いとは・・・。進学塾SOILは開校前の時点で新高1生は定員オーバーです(^◇^;)

勉強を学校のためにしてはいけません。必ず自分の力になるようにする。

それだけは忘れないで下さい。

今日はこのへんで。

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