【入学シーズン到来】中学生の正しい消しゴムとの付き合い方

そいる塾長
そいる塾長

どうも、そいる塾長です。

入学シーズンということで中学生の正しい勉強法のお話第2弾です。今日は消しゴムの使い方。といっても昔書いたことなんでほとんど過去記事の紹介ですのでよかったらそちらもどうぞ。
第1弾はこちら。
https://soil19.com/notebook1
今回も内申点にはつながりませんので予めご了承ください。
そしてこの話はほとんど昔書いたこの記事の内容ですので今日は短めに^^;
https://soil19.com/donotbeafraid
ま、大事な話は繰り返すと習いましたので今日は再度新入生向けに書いておきますね。

おい!消すな!

体験授業、春期講習とフレッシュな面々を指導しておりますとどうしても目に付きます。

そいる塾長
そいる塾長

あ〜、それはちょっと違うな〜。

生徒が演習しているのを見て私がこんなことを言おうものなら、「ちょっと…」くらいのところですでに自分の解答を消しゴムで消しちゃっているんですよね(^◇^;)

もちろん問題は「消しゴムで消す」ということだけじゃありません。

「This is pen.」みたいなのを書いているのを見て…

そいる塾長
そいる塾長

なんか抜けてませんか〜?

なんて言うと、「a 」(๑˃̵ᴗ˂̵)テヘみたいな感じでそのままシャーペンで書き足しちゃう。

小学生から高校生まで同じです。みんな証拠を消す。

こんなことじゃあ勉強できるようにはなりませんよ。

大切なのは自分の間違えた問題と自分で向き合うこと。

自分が何をミスするのか、何を理解していないのかを見出すことこそが勉強であって、正解することが大事なんじゃない。

いや、正解まで自力でたどり着くのは立派な勉強ですね。問題と格闘して正解までたどり着く勉強はとても力が付きます。

ですが今回紹介したようなケースでは自分の力で正解したのではありません。それを正解にしてしまう愚行。自分で自分を騙してどうするんだと。

ちゃんと先生に申告しろとか言っているんじゃありません。他人の目とか勉強ではどうでもいいんです。他人の目を気にするのはテストの時だけ。そのときのために練習をしているんです。

スポーツで言うと練習ですね。羽生選手であってもトリプルアクセルを本番飛ぶために何度も何度も転びながら練習するわけです。

想像してください。練習中に失敗を取り繕う羽生選手を。

羽生選手
羽生選手

いや、俺こけてへんし!全然こけてへんし!

言うわけないでしょう(笑)

今やっている勉強は練習です。失敗してもいいんです。そこから何を学ぶかでしょうよ。間違えた問題を取り繕ってできることにしたって確実にテストではいい点数は取れないわけです。

だってできないんですから。

恥ずかしがるなら本番での失敗を恥ずかしがりましょう。(そっちは恥ずかしがらない不思議(-。-;)

ということでとにかく自分で自分の間違えがわかるようにして欲しいのです。

消しゴムを自分の間違えを隠すために使わない

これが正しい消しゴムとの使い方ですね。

だから逆に自分の間違えは赤ペンではっきり目立たせましょう。

丸つけのときの⭕️なんて不要です。そんなもんつけてたら間違えた問題が目立たなくなる。

目立たせるのは間違えた問題。何間違えたかどーんと書いておきましょう。そんでもってテキストの間違えた問題にはしっかりくっきりマーキング!これ絶対です。テストまでに絶対にできるようにするんです。

間違えた問題にこそ価値があるんですよ!

これからしつこく言い続けていきます。先生が言うからそうするんじゃなく、その意味がわかるまで。

今はまだどんな勉強法も「言われているからやっている感」がある子も。

しかしそんな中、嬉しいことに何人かはすでに“動いて”きたなと。勉強ってなんだ?ってところを理解し始めている子がすでにいます。これは嬉しいですね。

勉強ができるって頭がいいってことじゃなく、こういうことなんじゃないかと思っています。

自分がすべき行動の意味を理解する。形じゃなくその目的を意識できれば一気に見える世界が変わるんですよね。

成績上がりますよ、確実に。

集団個別式の時間はしばらくはSOIL式勉強法の浸透に使います。システムに慣れてもらうのはもちろん、これが浸透するまではこっちも本当に大変ですがこれだけは最初に絶対に徹底しなければと。

てことでブログもしばらくこの細かな勉強法シリーズをショートバージョンで書いていきますね。

今日はこのへんで。