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高校生の定期テストと課題についてのお話をしましょう

保護者さんへの手紙
そいる塾長
そいる塾長
 

どうも、そいる塾長です。

 

色々と事務仕事が増えてきて、このままでは大変なので事務効率化のためエクセルvbaと格闘していたため久々のブログ更新です。今日は高校生の定期テストや課題に対しての正しい姿勢についてのお話を。特に高校生の保護者様には読んでいただきたい内容です。生徒本人だけでなく保護者様もこの辺におかしな態度をとり始めると受験の際に苦しむことになりかねませんので^^;
 

高校生の定期テストの意味

早いものでもう5月半ば。高校1年生のみなさんにはいよいよ高校生初の定期テストが迫っておりますが、高校生にとっての定期テストってどんな意味があるか考えてみましょう。

一応今日は一定レベル以上の進学校のお話。う~ん、あえて言うならば進学校ではなくても難関大進学を目標にしている方とその保護者さん向けのお話です。指定校推薦一本で省エネ受験を希望の方は対象外のお話です。悪しからず。

まず進学塾SOILでは高校1年生に関しては基本的に学校の勉強をベースにして学習を進めていきます。

こう言うと入会相談の際に「では入試対策は?」なんて保護者様から質問されましたが、高校は中学とは違います。

だからこそSOILでは(一定レベルの高校ならば)高校での学習を重視し、最大限にその効果を発揮する学習を目指します。

特別なことをしなければ入試対策ではないという中学受験や高校受験の常識で大学入試をとらえるのは大変危険。

それは公立小学や中学の指導内容が入試とかけ離れているからです。

これだけは断言できるのは高校では学校の授業内容、教科書の内容を100%理解できれば間違いなく東大京大に合格できます。

理論上は。

しかし残念ながらそんな人はめったにいない。いるとするならトップ校のパンフレット上くらいでしょうか。実際はその子の足下には多くの屍が…(言い過ぎかな^^;)

学校の授業内容、教科書の内容を理解していることを確認するのが本来の定期テストです。だからちゃんとやっていれば定期テストはしっかり得点できるはず。しかしそれがなかなか難しいわけです。

だから点数がとれないと生徒本人も保護者さんもおかしな行動に出始める

 

定期テストへのおかしな姿勢

定期テストで点数がとれない。良い授業を受けさせなければ!だから予備校に通わないと!

もちろん学校の授業がすべて良いとは限らない。しかし本当に原因は授業にあるのでしょうか?ではなぜ同じ授業を受けて同じテストを受けている子がしっかり点数とっているのでしょうか?

その子が予備校や塾に通っているからでしょうか?

少なくとも予備校は学校とは別カリキュラムですし、そもそも全科目受講している子なんていませんよね。

何か特定の科目だけが異常に悪いとかならまだしも全体的に悪い子がここで子のような解決法を試みて良いことは何もありません。

一方で定期テスト対策を行ってくれる塾を探し始める方も。

この時期よく耳にするのが定期テスト過去問の配布を餌に高校生を集客する塾の存在。

う~ん、下位~中堅校の生徒ならわかります。なんとしても赤点回避だとか楽して評定稼いで指定校推薦狙いの人とか。

しかし進学校の生徒にそれやるの?というのが正直な感想。

もう一度言いますが、高校(進学校)での勉強は定期テストだろうが小テストだろうが本来学力を伸ばし下品ないい方かもしれませんが入試当日合格点をとるためのもの。

生徒本人も保護者さんもそれを望んでいるはず。

なのに定期テストの解答あげますって言われて受け取るような真似をするのはなぜでしょう?

過去問は解答じゃない?いや、授業内容や教科書を理解して実力で得点する以外にいったい何の価値があるのでしょう?そこでこざかしく点数をあげることでいったいどんな安心感を得ようとしているのでしょう?

おそらくこの歪な定期テストに対する感覚は中学の内申点制度に原因があるのは明白でしょう。

定期テストで点数が取れないと高校入試で不利になるから

全く持って迷惑な話です。

もう一度言いますが中学と高校は違います。進学校では内申点などいらない。

eポートフォリオ?

推薦入試ならまだしも学校評定が絶対に難関大の入試で重視されることはありません。そもそも基礎学力を平等に測定するために始まるのがセンターにかわる新入試です。学校評定が学力の評価にならないことくらい大学はわかっています。そこまで大学はバカじゃない。(またこの辺のお話は別のところで。)


点数がとれなくてもいいってことはないです。おかしな方法で取れても意味はないということです。勉強しないから点数が取れないのは当然終わっています。そんな人の話を今日するつもりはありません。

正しい定期テストの勉強法

もちろん定期テストが実質実力テストだったりするような学校は別です。教科書やテキストなどからは2割しか出さないなんて高校もありますからね。当然平均点が恐ろしく低い。

私は進学校ならそれはそれでありだと思っています。それで実力が伸びるなら。

こざかしい対策が打てない。付け焼刃の丸暗記では歯が立たない。

すくなくとも高校の定期テストでは「ちゃんと勉強したかどうか」よりも、「ちゃんと理解しているかどうか」を測るものであるべき。

残酷な数学のテスト

昔々あるところに、定期テストでサクシードの問題と全く同じ問題を出題してくれる心優しい数学の先生がいらっしゃったそうな。

おかげで2年後、受験学年となった生徒たちは入試問題に歯が届かないどころかサクシードの基本問題も解けなくなりましたとさ。

ちゃんちゃん。

ほんと残酷な話です。

おかしな定期テストの勉強だけは絶対にしない

☑ 数学の問題と答えを丸暗記する。
☑ 先生が配った英語の長文の和訳を丸暗記する。
☑ 古文の板書ノートで全文の品詞分解を丸暗記する。

あなたは高校入試のとき、そんな勉強の仕方で高校に合格したのですか?

するわけない。だって同じ問題は出ないのを知っているから。

ではなぜそんな愚行を?

定期テスト対策と入試対策は別モノだと考えているからではないのですか?

こういう態度で勉強していると、受験学年になって目が覚めるまで全く持って無駄な時間と労力を投資し、入試のための勉強を全くしていないなんてことになるんです。

先ほどの「優しい数学の先生」の暴力はすさまじい。数学で評定10を取ってきた生徒が何も理解していないという現実。

気が付いたときに入試だけを見据えて頑張ってきた偏差値50の高校のトップ生に完全に抜かれてしまうのも然り。

勉強を頑張らないというならいいんです。頑張っていないことくらい本人も承知の上でしょうから大学入試で不合格になってもそりゃそうだ、でおしまいです。

しかしおかしな学習態度であっても本人はそれに多大な労力と膨大な時間を費やしてきたわけです。進学校の生徒で変にまじめなだけにやってしまうことです。

定期テストで楽してやろうと思ってやっているならそれはそれでいい。しかし真面目な生徒は全力でその無意味な勉強に取り組む。

その結果高3のときに何も残っていないことに気が付いたときの切なさは半端ないですよ。


ではどうすればいいか。

今日は長くなるのでやめておきます^^;

ただ入試問題(近い目標なら模試)でも解けるかな、類題でも解けるかな、ひねられても解けるかな、といった感じで常に一般化して勉強しましょう。これはいつも言っているので気になる方は種まき勉強法の記事でも漁ってみてください。

 

課題について

毎年同じように叱るのですが、テスト2週間前の時点で一度も開いたことのない問題集がある子が非常に多い。

今日は化学でしたね。公立トップ校の生徒がテスト2週間前の時点でまだ一度も開いていなかった。全員。

私が普段は英数中心で勉強させるのが原因でもあるのですが、このテスト勉強を始めている段階になっても問題集を開かない理由。

それは化学の問題集が課題で出されないから

実際公立トップ校の先生から聞いた話では大手進学塾からの合格者が増え始めてから一気に受け身で勉強する子が増えたとのこと。

今の難関高校受験のトレンドは中学受験型の指導。授業数と課題量で圧倒的学習量を確保し詰め込む。

だから競争が激化し入り口は狭くなったが出口は変わらない、いや落ちているか…。合格実績は上がるどころか下がっているところも。

それもそのはず、そんな学習方法は難関大学の入試では役に立たないからです。

そしてその最大の弊害が受け身な学習姿勢。何をやってもらうかしか考えない。

授業でおしえてもらう、対策プリントをもらう、出る問題を教えてもらう…

生徒がそんな態度だから高校もするしかなかった。自立を前面に出していた公立高校の雄までが課題漬け。悲しいですね。

アクティブラーニングだ、探究活動だと言いながら勉強は課題を強制。

しかしこれは学校も望んでやっているわけではないのです。

何かをしてもらわないと動けない生徒側の問題から目を逸らしてはいけません。現に課題で出されない化学の問題集は放置するわけです。

しかし進学校の生徒はここでもおかしな真面目さを発揮します。やらんでもいい課題はきっちりやる^^;

化学の問題集より古文の本文写しを優先するわけです。

まさに歪。

そしてそんな子どもたちを歯がゆく思う保護者さんにも責任が。もっとちゃんと面倒を見てくれと学校へプレッシャーをかける。今の仕事で手一杯ですよ。高校で一人一人見るなんて高校でできるはずがない。で、仕方なく保護者対応のため課題を出してやっている体を取る。

あ…、これは私が言っているのではなく学校の先生のお話です。伝聞です^^;

 

最後に

ということで定期テストと学校課題について教室で生徒に話しているお話しでした。

じゃあどうすればいいんだ?と思われるのも当然ですが、それは100字や200字で書けるような簡単な話ではありません。またどこかでお話しするとして今はとりあえず種まき勉強法を読んでいただければ幸いです。

分かりやすいのは定期テストの点数より模試での成績でしょうか。模試も当然絶対な指標ではないのですがね。

ただ模試に関しては、どれくらいの偏差値かということより、それがどう推移するかで考えてほしいです。これは簡単には上がりません。公立高校の生徒は最初なかなか中高一貫組には勝てないですし。スタート地点が違うので。

そりゃ私だって保護者さんを満足させるためなら模試でガチンコよりも、ドーピングして定期テストでちょろっと成績上げて満足してもらう方が楽ですよ(笑)

しかし高校生の方で入塾の申込書の目的の欄に「定期テスト対策」と書いた保護者さんはいらっしゃらなかった。難関大合格、志望大学合格、つまりそれこそが私の使命。

SOILであろうがなんだろうが生徒たちにこれを理解させて正しい方向に導くことは容易ではありません。特に一度クセがついた高校生のフォームを変えるのは至難の業。

だからこそ時間をかけてじっくり取り組ませていただく。

保護者さんにも目先の点数にとらわれないようにお願いしたいのです。悪くても我慢してくださいという意味ではないです。

”おかしな方法”で上げにかからないでください。

本当の目標は何だったのか。

今SOILの高校生たちなら理解できると信じています。

その証拠に高3生はわずか1カ月で生まれ変わりました。彼らは全員高校1年生のとき数学の問題をそのまんま出してくれるあの”優しい”先生の生徒たちです。

今必死で失った時間を取り戻しています。

高校1年生のみなさん、気が付くのがはやければはやいほど強い。

何のために頑張って進学校に合格したのか。そしてその進学校に通うことに決めたのはなぜなのか?

勉強する目的を見失わないように。

 

今日はこのへんで。

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