どうも、そいる塾長です。
今日はここまで解説してきました嵯峨野こすもす科の入試情報のまとめ記事です。ついでにちょこっと過去問の使い方なんかのお話も。
嵯峨野高校京都こすもす科入試の全体像
教育委員会・学校発表の嵯峨野高校関連資料はこちら。
募集定員
嵯峨野京都こすもす科:200名(専修:80名 共修:120名)
- 専修:1年次から自然科学系統(理系)のコースとして学ぶ
- 共修:2年次から自然科学系統(理系)と人文科学系統として学ぶ
入試日程
令和2年2月17日(月)・18日(火)
合格発表は令和2年2月25日(火)
選抜方法
報告書は135点満点を100点に換算。内申点の割合が低いのでやはり当日勝負。合格最低点ではなく合格者平均を全科目取り切れるように勉強していきましょう。
5教科の合格者平均:専修⇒258 共修⇒251
※各科目ごとの合格者平均は下記各科目のリンク先の記事を参照してください。
面接
10分程度の面接があります。ただし面接はどれだけ頑張って練習してもあまり意味ないです。面接で逆転はないと思っておきましょう。練習しないとまともに人と会話できないような子やドのつくヤンキー(今は絶滅危惧種)は練習しましょうw
ノックの仕方とか本当にあほくさいwなおこんなことで点数をつけるような学校なら行かないほうが…。
おそらく人生初の面接なので不安だとは思うので、学校で対策があるならどんな感じか雰囲気だけ掴んでおけばOKです。塾で別途費用払って面接対策とか私立の名門幼稚園の入試じゃないので不要です。
そんなことよりも事前に用意する「嵯峨野こすもす自己PRシート」を書きながらしっかり高校生になってからのこと、将来のことを自分で考えて言語化してみましょう。こればかりは合格点をとることよりも、もしかすると大切なことではないでしょうかね。
科目ごとの解説と講評
全科目8割以上をとりにいくと一つ壁にぶつかります。ひとまずは凹凸をなくし、過去問で8割を満点ぐらいに考えて全科目8割を目指す方向でいきましょう。何よりも5割を切るような科目があるとしんどいので最優先で潰しましょう。
5割を切る=基礎がなってないということです。今やっている勉強がどこを向いているのか見つめなおしましょう。
今年度は数学が簡単だったので計算ミスが運命を分けたかもしれないですね。大学入試と違って計算過程を記述する問題は一問だけ。あとは全て解答のみを書くわけです。センター試験のようにマーク式でもないので計算ミスしたことにも気が付きにくい。実際入試本番難問を最後まで解ききったものの最後にただの足し算を間違えて来た子もいます。それでは空白にした子と同じく0点ですからね。
難化したときのことを心配するより、易化した際にしっかりミスなく解ききる力を身につけましょう。今年度の問題ならしっかりミスなく8割は取りたいところ。
英国は初めて過去問演習した際には時間が足りず大問1つ丸々残して時間切れになるレベルの人も多いと思いますが、問題自体は標準的なレベルですので難しい勉強をするよりも同程度の文章量の問題演習を増やしスピード強化に意識を。あとは国語の記述と英語の英作文の問題ですね。これは練習必須です。これにはもちろん過去問演習がもってこいです。
理科社会はまず基礎的な問題で点数を落とさないことを意識しましょう。これは滑り止めの私立や公立中期選抜の勉強をしていれば十分ですね。ただ、理科や社会の特に地理の思考問題系は一部対策がしづらい。これも全国入試問題正解(通称電話帳)などで同系統の問題を演習しましょう。
ただし、合格者平均点をみても分かる通り、無理して理社の難問でとりにいかなくてもそこまで大きな問題にはなりません。あのような問題が解けないから落ちるのではなく、全科目、標準的な高い正答率の問題を落とすことが致命傷となることを肝に銘じて基礎レベルをしっかり固めましょう。
そのあたりも過去問演習をただやって点数を見て次の問題をやる、という愚かな勉強法をせず、次回の過去問演習に向け、1回1回詳しく分析し、どこで点数をあげて合格点に近づけるのか、そしてそのために何を勉強すべきなのかをしっかり考えましょう。
過去問演習で心掛けてもらいたいことは高校生向けにはなりますが以下の記事を参考にしてくださいね。
過去問演習は最初は時間を気にせず自分の実力をすべてぶつけて何点がとれるか見るところからスタートしましょう。
速く解くというのは当然一問一問対応に要する時間を短くする必要がありそれだけで時間内に解ききれるようにするのがベストなのですが、入試までの限られた時間でそれを達成できない場合には”捨て問”として問題を切る練習や、問題ごとの時間配分の見直しなど練習していかないといけない部分もありますね。
そのあたりを見極めるのも過去問演習です。しっかりと実力を発揮できるように演習と分析を進めていきましょう。
数学
英語
国語
社会
理科
その他倍率など
2019年度入試:専修⇒1.65 共修⇒1.87
※志願者数ではなく受験者数(実際に受験した人数で計算)
以上簡単ですが情報をまとめておきました。
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